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2007.05.26

トンボ図鑑発行記念講演会

今朝は、ホトトギスの鳴き声で眼が覚めた。
もう、そういう季節になったようだ。
そういえばウツギの花も咲きだした。

「南大沢の自然」でお知らせしたように、13時から長池公園自然館で、首都大学東京の林文男先生の「DNAを調べてトンボ類を分類してみるとどうなるか」という講演会があった。
自分にとっては大変面白い講演であった。
形態だけではわかりにくい種の分類が、DNAを調べることによってはっきりしてくるということである。
アマチュアのネイチャーカメラマンにとっては、細かい分類はさほど必要ないのだが、やはり知っているのと知らないのでは物の見方が違ってくる。
カワトンボは分類が非常にわかりにくく良くわからなかったが、講演を聞いてかなりスッキリした。
ニシカワトンボ、ヒガシカワトンボ、オオカワトンボなど何種かの説があったが、DNA調査によって、カワトンボ(従来のニシカワトンボ)とオオカワトンボ(ヒガシカワトンボとオオカワトンボ)それに交雑種に分けられるとか。
いずれにしろ、関東地方はオオカワトンボとカワトンボが非常にわかりにくくすみ分けられているようだ。
高尾周辺にはカワトンボ、長池公園や町田ではオオカワトンボということである。
大まかには関東の平野部にはオオカワトンボ、山地部にはカワトンボ、伊豆と富士周辺に交雑種とのこと。

自分の撮った写真でも見ただけでは良くわからないが、場所から判断するしかない。
ヤゴを調べれば形態で区別がつくということである。

長池公園のオオカワトンボ
Q5032869a750

高尾に近い大地沢のカワトンボ
Q5093760a750


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コメント

ご無沙汰してます。
ホトトギスの声で目が覚めたとは羨ましいです。
先日我が家では、二日連続でウグイスの声が聞こえ、驚きましたが、ホトトギスの可能性はないですね。

摩周さん、こちらこそご無沙汰です。
朝方、コジュケイや、ウグイス、最近はガビチョウの声も聞こえます。
ホトトギスは季節感があっていいです。
谷津や、葛西ははるか遠くになってしまいましたね。
最近はご近所ばかりです。

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