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2008.01.25

ホタルの話

寒い日が続く冬ですが、ホタルの話です。

昨日、「昆虫を通して知る自然環境の変化」という講演会に行ってきた。

主催は(財)日野自動車グリーンファンドで、講師は矢島稔さん(群馬県立昆虫の森園長)。
場所は、日野自動車本社である。
講師の矢島さんは、元多摩動物公園の園長で、日本ホタルの会の名誉会長。
講演の主な内容はゲンジボタルについてであったが、大変わかりやすい説明であった。
1時間半の内容を一言では伝えられないが、ホタルに興味を持つものとして、考えさせられた。
たとえば、ゲンジボタルが幼虫の時にカワニナを餌としているのは広く知られたことであるが、その幼虫の体に合わせた大きさのカワニナが25匹必要で、ゲンジボタルが50匹いるということは1250匹のカワニナが餌となる。
カワニナを餌とするのはゲンジボタルの幼虫だけではないのと、毎年カワニナが生息を続けていくには約10倍くらいの母集団が必要で12500匹となる。更に、流水があり、水質、川底の質、植物プランクトン、岸の状態、林の状態がそろわないと発生しない。
ただ、養殖したホタルを放したところでホタルが増えて定着することはない。
ホタルの発生が増えて自然が戻ったというのは上記のどれひとつが欠けても成り立たない。
詳しくは、日本ホタルの会のホームページとその中の「ホタルを守るためにすべきこと」をご覧下さい。

業者が、片端から捕獲してしまうことも問題となっている。
少し調べてみると、ホタルビジネスは、3億円市場とか。
関西型と関東型のゲンジボタルの分布はもはや入り乱れてしまったという。
観光のためにホタルを放すのはもうやめたいものである。

100年後のホタルが心配と言っておられるが、もっと短いかもしれない。

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コメント

南大沢行ってきました  巴さんの居る公園も、、
残念ながら 動物園にお出かけだったようです
大栗川まで足を伸ばし パンダちゃんは拝んできました
南大沢 いい場所ですよね  でも まだ日陰では雪が残ってましたよ

ホタルは近所でも有名な場所があります
やはり 鳥も沢山見られますよね

魚座のうり坊さん、こんばんは。
巴さん、残念でしたね。
きっと、ホタルの有名な場所に私も行っていると思います。
ひょっとして、交通公園の駐車場は家族連れでないと使えませんよと言われませんでしたか???

こんばんは
我が家の近くでも毎年ほたるの幼虫と夏には成虫を放流します
でもその日だけは見られますが次の日からは目に見えて
少なくなります
そんなことを毎年繰り返しています
いい加減にやめないかと思いますが○ータリークラブが
市に寄付をしているようで懲りないですね
もう何年も繰り返していますので定着しないと諦めてほしいです
それよりももっと蛍が戻る環境作りをした方が良いと思うのですが

あかねさん、こんばんは。
その通りですね。
定着する環境を作らないと意味がないですね。
今年も繰り返されるのでしょうか。

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