ハナノキ
ハナノキ(花の木)と言う木があるのを数年前まで知らなかった。
何かで知って、当時の都立大へ花の写真の撮りに行ったことがあった。
先週土曜日の、長池公園生き物図鑑の勉強会では、首都大学東京の牧野標本館の佐伯いく代さんによる「ハナノキの生態と保全活動」と言う話だった。
大変興味深い話で、今まで珍しい木というくらいにしか知らなかったハナノキを、わかり易く説明してもらった。
ハナノキは日本固有のカエデ科の植物で、中部地方の限られた湿地に自生している。
(大変よく似たアメリカハナノキが北米にある。)
雌雄別株である。
花は、3月下旬から4月上旬に葉が出る前に咲き、紅葉も鮮やかである。
近年、絶滅危惧植物になった。
なぜ、首都大学の構内(南大沢神社脇の湿地の奥)に数本あるのかわからないが、なかなかの大木で、花が咲いても高い位置なので花の形はよく見えないくらいである。
しかし、満開時には樹形が赤く染まり、セスナ機からのビデオ調査でも赤くて良くわかるそうです。
ブログの多摩ニュータウン植物記によると、ハナノキは大栗川沿いや、南大沢5丁目の街路樹としてもあるそうです。
街路樹として植栽されているところもあるようで、中にはアメリカハナノキもあるので注意しないと間違えそうです。
佐伯さんによると、長野県の飯田市に「はなのき友の会」と言うのがあり、保全活動をしているようです。
そして、ハナノキだけをとにかく植えて増やすということはしない。
ハナノキを守るために他の木を切るということはしない。
開発対象地のハナノキを移して開発すると言うことはしない。
このように、この会では決めているそうです。
これは、花の木だけを守ると言うことではなくて、その生育する湿地をそのまま守ると言うことだそうです。
と言うことで、まだまだ書ききれませんが、興味深い話が聞けました。
長池公園生き物図鑑の勉強会はどなたでも参加できます。
今後このブログでも案内したいと思っています。

















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