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2009年8月の13件の記事

南大沢野鳥リスト改定

南大沢でどのくらいの野鳥が観察されているでしょうか?
日本で観察された野鳥は、550種くらいといわれております。
南大沢野鳥リストを更新したところ、106種になりました。
実際には、渡りの季節に人知れず通過しているのもいると思いますが、見つけられないだけかもしれません。
ホームページ「南大沢の自然」に載せている「南大沢野鳥リスト」を改定いたしました。
大きな池がないのでカモがまだ少ないことと、大きな田んぼや休耕田がないのでシギが少ないようです。
でも全体的に野鳥は減ってきているようなので、これから大幅に増えることはないかもしれないですね。
それよりも、今回のキジのように見る機会が減ってきている野鳥は多くなるかもしれません。
このリストにない野鳥や、×印の野鳥を見たときは御連絡いただけたら幸いです。

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クロコノマチョウ

今年も、長池公園の築池のデッキでマミズクラゲが見られる季節となった。
2005年のブログ→クリック
2006年のブログ→クリック

ただし、1円玉位の大きさで数は少ないし、さざ波が立つと見えないしで、大変見難い。
条件の良い時に上のほうに上がってきた時にやっと見えるくらいである。

ところで本題のクロコノマチョウである。
先日、クロコノマチョウを撮影したので、是非幼虫を撮影してみたいと思っていた。
クロコノマチョウの写真→クリック

南方系の蝶であるが、最近このあたりでもだんだん見られるようになってきたものである。
今年は幼虫が良く見られるというので、ヨシの葉裏を丹念に見ていった。
たぶん、食痕がある葉であろうと考えて、それらしいのをめくると卵と一齢幼虫がいた。
たぶんこれがクロコノマチョウの幼虫だろうと思う。
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違う葉には、二齢幼虫らしき集団もいる。
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そして産みたてのような卵もあった。
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ところが探している終齢幼虫は見つからない。
大変ユニークなかわいい顔をしているようなので、撮りたかったのだが。
でも、蛹になりかかっている前蛹を見つけた。
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24時間後に行ってみるとすでに立派な蛹になって翅のような物が透けて見えていた。
幼虫時代の身体はいったん解けるようにして成虫の身体を蛹の内部で作るというのだが、昆虫の時間はすごい速さで進むので驚く。
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そんなわけで、クロコノマチョウの終齢幼虫の、ユニークな顔の写真はしばらくおあずけである。


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大物に興奮

一昨日の夕方、7時頃の事である。
来客を送るので、我が家の前の駐車場に出たら、もうかなり暗くなっていた。
突然、清水入緑地の方から、隣の建物をかすめるように、かなり大型の鳥が飛んできた。
頭の上、5mくらいのところを音もなく飛んでいった。
真っ黒でシルエットしかわからなかったが、一瞬、「もしかしたら・・・・」と思った。
カラスとは形が違うし、あんなに近くを飛べば、羽音が聞こえるはずだが、まったく音もなく飛んだ。
そしてその鳥は、駐車場の後の電柱のてっぺんにふわりと泊まってこちらを見た。
間違いない、フクロウであった。
残念ながら、カメラは持っていない。
カメラを取りに戻ろうか考えたが、かなり暗いのでうまく写らないかもしれないなと思いながら見ていると、20秒ほどで、西の大平公園の方へ飛んで行ってしまった。
ほんのわずかな時間であったが、驚いて、そして嬉しくなった。
我が家の前でフクロウが見られるとは思ってもいなかった。
このあたりでも、鳴き声が聞こえたり、飛ぶのが観察されたりはしている。
繁殖が確認されたこともある。
でも自分で実際に見たのは初めてである。
何年か前までは、尾根幹線を越えて町田側に行くと、繁殖しているところがいくつかあったが、開発が進んで今はもういない。

今回は叶わなかったが、いつか南大沢でフクロウの写真を是非撮ってみたいものである。

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コムラサキ

先日、自宅でクマゼミの鳴くのを聞いた。
関西ではクマゼミが大変多いということだが、まだまだ、このあたりではアブラゼミが圧倒的に多い。

今年は長池公園のブットレア(フサフジウツギ)に、まったくチョウが来ない。
毎年、ヒョウモンチョウ、セセリチョウ、アゲハチョウ類があれほどいるのにどうしたことだろう。
最近やっと夏らしくなったが、8月中旬まで晴れが3日続いたことがなかったらしい。
そんなことも影響しているのだろうか。
その反面、今年はカブトムシが大変多い思っていたら、雨が多く湿度が高い夏はカブトムシは沢山発生するという記事を読んだ。先日も自転車で遊歩道のカブトムシを踏みそうになってしまった。こんなことは初めてである。

さて、コムラサキだが、長池公園でも観察されているのだが、自分はまだ長池公園では見たことがない。
先日、多摩川でコムラサキを見かけた。
大変綺麗なオスである。
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すばやく、気持ちの良い飛び方である。
自分の周りを飛び回っては、背中の辺りの止まっているようだ。
いなくなったと思って振り返ると、急に飛び始める。
遊歩道のポールにも止まって、かなり近寄っても平気であった。
わずかに紫色が見えた。小さいので、オオムラサキに対してコムラサキである。
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これは脈があるなと思って、手をそっと出すと、指には乗らず手首の辺りに飛び乗った。
広角で撮りたかったが、あいにく右手には望遠マクロであった。ぜいたくは言えない。
あわててシャッターを切ったが、なんとか綺麗に撮れた。
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ジャコウアゲハ

ホソオチョウがいたところにはジャコウアゲハもいた。
ジャコウアゲハの食草はウマノスズクサで、同じところに両者の卵があったりするので、やはり争いはあると思う。
ひらひら飛んでいたジャコウアゲハがいなくなったと思ったら、産卵をしていた。
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この、産卵直後の卵を接写してみると独特の色と形をしていた。
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そして幼虫は、これもなんとも言えぬ形をしている。
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別のジャコウアゲハも産卵していたが、そのそばにはホソオチョウの卵がびっしりとあった。
ジャコウアゲハの卵よりもかなり小さくて、どうやらもう空のようだ。
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ウマノスズクサには毒があり、幼虫の時にこれをもりもりと食べるので、成虫にも毒がある。
それで、ひらひらと優雅に飛んでいても鳥に食べられないらしい。
そばにムクドリの幼鳥がいてセミを追いかけていたが、幼鳥でもジャコウアゲハに毒があるとわかるのだろうか?

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ホソオチョウ

ホソオチョウという、本来大陸にいるチョウが30年ほど前に持ち込まれて、繁殖している所があると言うことは聞いていた。
山梨県や埼玉県、そして関西でも飛んでいるということである。
ところが、Kさんからジョギング中にホソオチョウを見たと教えてもらった。
南大沢ではないが、それほど遠くはない。
その日早速出かけたが、風が強く、午後遅かったせいか見つけられなかった。
見たのは早朝と言うことだったので、再度翌朝早く出かけた。
ちょうど、Kさんもカメラを持って撮影スタイルで来た。
このチョウの食草はウマノスズクサ。
日本のジャコウアゲハと同じである。
最初は見つけられなかったが、Kさんがそこから少しはなれたところで見つけてくれた。
アゲハチョウの仲間ということで、勝手にジャコウアゲハと同じくらいの大きさと思っていたが、小さいのでびっくり。尾の部分を除けばモンシロチョウくらいではないか。

ホソオチョウ♂ 
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ホソオチョウ♀
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大変狭い範囲に集中しており、オスは10頭近く、メスは3頭見た。
メスはほとんど飛ばなかった。

一齢と思われる幼虫
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大きくなった幼虫 近くにいるのは幼虫に産卵する寄生バチだろうか。
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同じところにはジャコウアゲハも飛んでいた。後ろの2頭はホソオチョウの♂。
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ジャコウアゲハより、ホソオチョウのほうが卵も沢山産み、幼虫も多い。
ここだけ見るとホソオチョウのほうが優勢であった。

飛び離れたところで発生しているということは、放蝶している人がいるからなのだろうか。
このチョウは、アカボシゴマダラのように分布を爆発的に広げることはないようだが、放蝶は良くない。

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ツバメのねぐら

今までツバメのねぐらについて何度も紹介していますが、ツバメは軒下などで巣立ちすると、ヨシ原などで大きな集団となってねぐらを作る。
今年は多摩川の四谷橋下流府中側のツバメのねぐらには、3万羽くらい集まると言うことを聞いたので見に行ってきた。
実は、聖蹟桜ヶ丘の花火大会は8月11日の予定だったが、台風の影響で増水し、12日に延期になった。
花火大会があるといっせいに逃げ出してしまう。そして、翌日以降戻ると思うが、すべてかどうかわからない。
それならば大群はこれが最後かもしれないと、昨日11日に見に行った。
18:30過ぎるとどこからともなく集まり始め、上空はあっという間に1000羽以上飛びまわっている。
その後どんどん増え、その10倍以上になった。3万羽かどうかはわからないが、ものすごい数である。
残念ながら、空は厚い雲のため暗く、晴れている夕暮れのように見やすくない。
そして、19:00頃にヨシ原にとまり始めた。
残念ながら、かなり奥のほうで遠い。
19:05にはあれほど飛びまわっていたツバメはねぐら入りしてしまった。
早速フィールドスコープにライトをつけて、デジスコで写真を撮った。
ねぐら入りしてすぐはツバメは目を開けているので眼が光って見える。
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南大沢周辺で繁殖したツバメも、この中にいるのかどうかはまったくわかっていない。
相模川のほうにも大きなねぐらがあるのかもしれない。

今日の花火でツバメはどこかに逃げてしまったのだろうか?
そしてまた戻ってくるのだろうか?
そろそろ越冬地への移動の季節ではあるが。

ちなみに、中央道上りの談合坂SAには今年もツバメのねぐらが見られるようである。
ここは駐車場の上を1万羽くらいで飛び回り、街路樹をねぐらとするので大変見やすい。
18:30から19:00頃行かれたら空を見上げてみては。

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タマムシの産卵

以前、小山田緑地の隣の材木屋さんの丸太にタマムシが良く来ていた。
今は丸太がなくなってしまったのと立ち入りできなくなってしまったのでタマムシはいない。
最も、今年は行っていないので昨年までの様子なのだが。

長池公園でも時々タマムシが観察されているので撮りたいものだと思っていた。
そして、先日やっとタマムシに出会うことができた。
水車小屋のそばを歩いていると、なんと丸太に緑色に輝く虫が歩いていたのである。
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グルグルと丸太のあちらこちらを歩き回っている。
どうやら産卵場所を探しているようだ。
隙間に産卵管を差し込んで、産卵している模様である。
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何周も、切り口や丸い部分を表から裏まで歩き回って産卵している。やがて突然飛び去ったと思ったら、ぐるーと回ってユーターンして戻ってきて、カメラに付けていたディフューザにとまった。
これでは撮れない。
それではと左手に持って右手で手乗りタマムシを撮影しようと思ったら、あっという間にまた飛び去ってしまったが、どういうわけかまたぐるーと回って同じディフューザにとまった。
よほどこの白い丸いディフューザが気に入ったようだ。簡単なので、市販の「影とり」と言うのを使っているのだが。
今度もすぐに飛び去ってまたディフューザへ。3度目である。
今度はすぐに飛ぶと思ってすばやくシャッターを切る。
飛び去る一瞬が撮れた。
今度は戻ってこなかった。最後のチャンスに撮れてよかった。
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タマムシをじっくり撮影できたのと、何度も遊んでもらって、なんとも楽しい時間だった。

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昆虫が集う

やっと夏らしい暑さになったと思ったら、もう立秋。

先日、町田の里山に行ってみた。
オオムラサキやスミナガシはいないかと思って。
薄暗い雑木林に入って樹液の出ているクヌギをのぞくと、びっくりしたことにカブトムシがいっぱい。
上のほうに2匹、根元に5匹いた。根元にいたのは♂1と♀4、それにカナブンとキマダラヒカゲ。
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自然の状態で5匹樹液にいるのを撮ったのは初めてである。
樹液をめぐって♂と♀でも争いをするのを見た。圧倒的に♂が強かった。
ほかの木でも、カブトムシは多い。残念ながら、オオムラサキやスミナガシはいなかったが、アカボシゴマダラは樹液に来ていた。ここでも増殖中である。

帰りに見たのは、ベッコウハゴロモとスケバハゴロモが沢山集まっているところ。
翅が透けているのが名前の通りスケバハゴロモ。
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でも、一番集まっていた虫はなんといっても蚊。
カブトムシのいる雑木林に入ったとたん、音を立てて寄ってきた。
その数、何十匹。周りに蚊柱のように飛び回っているのが見える。
蚊取り線香を持っていたが、つけていなかったのが失敗。火をつける間に何箇所も食われてしまった。

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モノサシトンボ

我が家から歩いて2分の池に、モノサシトンボが今年も出て来た。
すぐ近くで見られると言うのも嬉しい。
クロイトトンボよりはやや大きいが、大きいと言っても5cmくらいで細いので、じっとしていたら見つけられない。
産卵時にはオスメスがつながって動き回るので、見つけやすくなる。
目盛りのように、胴が等間隔に区切られていることからのネーミングである。
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産卵中である。
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この池は八王子市の公園の中にあるが、管理が請け負い業者に委託されてから、大変汚くなってしまった。
ごみはひどいし、落ち葉も底に大量に溜まったままである。
今年、予算不足とかで池の30%だけヘドロと落ち葉を回収したが、その他は以前のまま。
見た目は悪いが、ヤゴたちにとっては居心地は良いのだろうか。

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キイトトンボ

今年もキイトトンボが飛び始めた。
足元の草むらから、細い黄色の爪楊枝くらいの大きさのキイトトンボがツンツンと飛び出す。
ここは、本当に小さな池であるが、水深が浅いのが良いようだ。
でも今年は、その小さな池の半分くらいが干上がってしまっている。
そのせいかどうかわからないが、ハラビロトンボは大変少ない。
メスを一匹見かけたが、写真は撮れなかった。

キイトトンボは簡単に撮れそうなのだが、じっくり良い写真を撮ろうと思うとすぐ逃げてしまう。
何十分も粘って、何枚か撮れた。

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ゴイシシジミ

昨日の昼間、ベランダの下の小さな茂みで、突然コジュケイが大きな声で鳴き始めた。
清水入緑地から来たものと思うが、何もこんな団地の中で鳴かなくてもよいのにと思うが。
更に、元気に飛び回るチョウが現れた。
アカボシゴマダラだった。残念ながら写真には撮れなかった。
アカボシゴマダラは、誰かが放蝶したのが増えたのではないかと言われているチョウである。
ここで見るのは2回目だが、本来日本にいるゴマダラチョウはこの団地内では見たことがない。

長池公園では、小さな小さなゴイシシジミを良く見かけるようになった。
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最近減っているということだが、今年は長池公園では良く見かける。
遊歩道脇の笹には、3頭の成虫がいた。
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幼虫が肉食で、笹の葉裏にいるササコナフキツノアブラムシを食べる。
成虫はこのアブラムシの分泌物を吸汁すると言う。
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ヤマユリ

今年の夏は、天候不順が続いています。
今日も、北側の窓からは涼しい風が入り、まるで北海道か信州の高原にいるようだ。
そのせいか、チョウも少ないような気がする。

八王子市の花、ヤマユリは盛りを過ぎてしまったのが多いが、清水入緑地では今綺麗に咲いているのがあった。
バックが暗い林なので浮き立って見え、見事である。
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以前より、ここではヤマユリが増えてきた。
地元の人が、竹で支えを作り、また切り取られないように保護しているからかもしれない。

清水入緑地では、キツネノカミソリも咲いていた。

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