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2010年7月の8件の記事

吉谷昭憲の世界

都立桜ケ丘公園内に旧多摩聖蹟記念館というのがあります。
今ここで開かれている「吉谷昭憲の世界 ~昆虫とアートに打ち込んだ40年~」という展示会に行って来たので紹介します。

吉谷昭憲氏は、昆虫イラストレーターとして絵本もたくさん出版され、写真も先日新宿で写真展を開催され、また自然観察の講師として多摩地区でも活躍されている方です。
また、長池公園生き物図鑑にも沢山投稿していただいています。
今回は、昆虫の細密画(原画)や、デジタルアートの自然写真、実体顕微鏡による昆虫の世界等が展示されています。

クズの葉痕写真が80点あり、みな顔が違うのには驚いた。
なぜ、クズはほかの植物と違って、さまざまな顔が出てくるのだろう。

顕微鏡で見たハイイロチョッキリも面白い。

絵本の原画はオトシブミやハチなど、さすがに素晴らしい。

暑い日が続いていますが、夏休みなので、子供さんと行ってみるのも良いのではないでしょうか。

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展示場所   旧多摩聖蹟記念館
会期      平成22年8月29日(日)まで
開館時間   10:00-16:00
休館日    毎週月曜日
入場料    無料
主催      多摩市教育委員会(TEL042-338-6883)


常設展示のところには、NHKテレビの龍馬伝でも紹介されていた、坂本龍馬の肖像画が飾られていた。

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エゴヒゲナガゾウムシの産卵

春にエゴノキの白い花が咲いていたのが、今びっしりと実になっている。

この時期に忙しそうに産卵するのが、エゴヒゲナガゾウムシ。
木によってばらつきがあるが、多い木ではなっている実の、90%くらいがもう産卵されていた。
100近く実があるが、エゴヒゲナガゾウムシは数匹しか確認できないのだが。
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オスは大変ユニークな顔をしている。
角のような先に目玉がありしかも後ろ向きについている。
これで前が見えるのかい!!と聞いてみたい。
手前はメス。
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メスはややまともな顔である。
まだ産卵されていない実のどこに産もうかと歩き回っている。
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大体が実の下の方に産卵するが、場所が決まったようでかじり始めた。
4分くらいで穴をあけてしまった。
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これなら産卵もあっという間だと思ったら、とんでもなかった。
まわりは柔らかいが、中の種子は固いのだが、その中に産卵するのでこれからペンチのような口で1時間弱かかった。
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ストロボ撮影をしたからか、疲れたからか、時々休憩しながらであった。
やっとお尻を入れて産卵。
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ところが4分くらいお尻を入れていて最後に何回も何回もお尻を振ってから終了。
卵を産んで、お尻で隠していたような感じである。
すたすたと歩きだしたので、次の産卵場所へ行くのかと思ったら、戻ってきてその穴をのぞいていた。
気になったのか、確認を必ずするのか、ずいぶん丁寧である。
産卵した後の穴はこんな感じである。
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あれだけの実に産卵するのは、気の遠くなるような時間がかかると思うが大したものである。

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スミナガシを撮影できた!!

長池公園内で、細いコナラだがカミキリムシによる穴がたくさんあいていて樹液も少し出ている、カナブンやヒカゲチョウの沢山いる木を見つけた。
しかしながら、いるのはいつ見てもカナブンばかりである。

きっと朝ならチョウが来るはずと、今日7時半に行ってみた。
すると早速、ヒカゲチョウくらいの大きさだが、敏捷に飛ぶチョウがいた。
とまると翅をすぐ広げた。
もしや、とあわてて近づくと、やはりスミナガシであった。
ここで見つけたいと、何年も願っていたのですごくうれしい。

暗いところだが、手持ち望遠で何枚も撮影し、落ち着いたところで三脚をつけて撮影した。
ところが帰宅して確認すると、そうとう暗かったので、手持ちのはすべてぶれてしまっていた。

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最後にマクロレンズで下から近づいて撮影した。
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樹液があるようには見えないのだが、カミキリムシの開けた穴に口吻を差し込んでいる。

オオムラサキも来るのではないかと思っていたのだが、見つけたのはカナブンとヒカゲチョウとカブトムシのメスだった。


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ツミ

ハトくらいの大きさの小型のタカで、ツミと言うのがいる。

数年前にも同じ所で繁殖したが、今年もヒナが出てきた。
遊歩道の上で、通勤や買い物客が結構通るところである。
でもほとんどの方は気がつかない。

どうやら雛は3羽のようであり、まだ巣を離れたばかりのところである。
親が餌を持ってくると一斉に近寄っていくが、あとはじっとしている。
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同じヒナでも大きさがずいぶん違う。
オスとメスの違いなのか、餌をもらった量が違うのか。
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産まれたときから人間を見ているので、この雛たちも繁殖する時にはきっと人通りの多いところでも大丈夫なのだろう。
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巣を見つける名手のTさん、ありがとう。
鳴き声がしたので何度か見に行っていたのですが、どうしても巣を見つけられなかったので、感謝です。

この日は猛暑になりかかりの頃で、日陰で撮っていたのですが、帰って軽い熱中症のようになり、その後ずっと夏バテ状態が続いている。もう少し良い写真を撮りに行こうと思いながら、行けない状態です。
皆さんも、猛暑にはご注意を。

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樹液

樹液の出ている樹を、探し歩いているのですが、なかなか新しいのは見つかりませんね。
この時期、クヌギやコナラの樹から酸っぱい臭いが漂ってくると、そこは樹液が出ていて虫たちが集まっています。
でも、この近辺では少ないですね。
ヒカゲチョウや、カナブン、それに小さな甲虫やハチやハエが、たいして樹液が出ていないようなところにかじりついていました。
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別の樹ではカブトムシが3匹いた。10日ほど前から出始めたようです。
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実は別の昆虫を探しているのですが、なかなかお目にかかれないでいます。

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キイトトンボ

梅雨明けのようである。
今日明け方にホトトギスが鳴いていたが、いつもと違ってけたたましい騒がしい鳴き方だった。
もう梅雨明けなのにメスが見つからなくて、焦っているのではないと思うが。

真夏の日差しになると、キイトトンボが飛び始める。
何とも言えない、ツンツンという独特な飛び方はほかのイトトンボにはない。
いや、数ある昆虫の中でもいないと思う。
色もなかなか目立つし、きれいである。
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干上がったような小さな池でよく生き延びていると感心してしまう。
でも、来年もきっと現れてくれるだろう。
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ハバビロトンボやショウジョウトンボもいた。

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写真展のお知らせ

天気が良くないせいにしたくないのですが、良い写真がなかなか撮影できないこのごろです。
それと、写真展の準備でかなり時間をとられています。

このブログに「南大沢の自然」経由で入られている方はご覧になったと思いますが、写真展を開催することになりました。

9月1日から27日まで、場所は長池公園自然館です。
これは、長池公園10周年記念事業の一環で、長期にわたり展示室をお借りすることができることになりました。
どんな所かと言うと、この展示室にはWebカメラが設置してあるので、昼間はだれでも見ることができます。
クリック→第二展示室

この展示室はかなり大きいのと、通路側も借りられるので、写真も50点ほど必要になります。
ブログに載せるのと違って大きくプリントするとなるとセレクトが大変です。
まあ、楽しみながら制作していますので、9月にはぜひおいでください。

写真展のページも作りましたので、詳細はこちらをご覧ください。
クリック→鈴木秀夫写真展~身近な自然を楽しむ(長池公園とその周辺)~

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モノサシトンボ

最近は、ウグイスの良い鳴き声が目覚ましとなっている。
ホトトギスや、ガビチョウの時もある。

大平公園の池ではモノサシトンボが現れた。
この池は数年前に比較るすると、コウホネとスイレンが多くなり、枯葉で水深は浅くなり、ゴミだらけで、何とか整備してもらえないかと市に要望しているが、なかなか予算の関係か実施できていない。
しかし、最近このまま浅くなってコウホネとスイレンがびっしりはびこって、枯葉で浅くなったらどうなるのだろうと思っている。
というのは、大きなコイはいなくなってしまったが、小魚はすごく増えてきた。
池の様子が変わると、生き物がどのように変わってくるか見てみたい気もする。

モノサシトンボであるが、連結して産卵をしているのがいた。
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また、そのほかにもいくつもいた。
写真を撮っているときには気がつかなかったが、パソコンで拡大すると何かおかしい。
どうも、4本脚で止まっているように見える。
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同じ個体が反対向きにとまった写真を見ると、左の後ろ側の足が2本ない。
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何か事故なのか、羽化した時からなのか??
ヤゴの時もこの状態だったのか??
これで、餌が捕れるのだろうか??

でも元気に飛び回っていたので、大丈夫なのだろう。

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