モートンイトトンボ
トンボよりもチョウの方が好きなので、いつも目はチョウを追いかけてしまうが、見たことのないトンボはやはり見てみたい。
特にイトトンボは好きである。
久しぶりに南大沢地域で、ニューフェイスをSさんが見つけてくれた。
モートンイトトンボと言う、小さいがきれいなイトトンボである。
どのくらい小さいかと言うと、二十数ミリである。
早速行ってみた。
最初は見つけられなかった。
何しろ動かなければ稲に同化している。
次第に目が慣れてくると飛んでいるオスが見つかった。
こんなきれいな色である。
真上から見ると、眼後紋という目の後ろ側の水色の三日月型の紋が見えた。
オスはこれが特徴だということである。
成熟したメスは、胸が緑色をしていた。
産卵のような行動も見られた。
メスの眼後紋は、縦の筋型である。
小さいのでなかなか撮影が難しくて、ピンボケがかなりあり、いいなという場面はことごとくピントがずれていた。
連写はだめですね。
一枚づつ丁寧に、マニュアルでピントを確認しながら撮った方が、結局は良いのが撮れる。
« 梅雨時の虫を撮る | トップページ | 久しぶりの高尾 »
「昆虫」カテゴリの記事
- シャガ(2024.04.23)
- アカアシノミゾウムシ(2014.01.19)
- 雑木林での群舞(2013.12.10)
- キボシカミキリ(2013.11.13)
- 紅葉の頃なのに蝉がいた(2013.10.25)
いい写真が撮れていますね~!
オスは三日月型の紋もなかなかチャーミング。
稲に産卵しているんですね。
ということは、やはり苗とともに入ってきた可能性が
大いにありそうな…。
今後さらに増えるのか、要注目ですね。
投稿: しまりん | 2011.06.24 18:42
しまりんさん、こんばんは。
いやー、本当に小さくてきれいですね。
いっぺんに気に入ってしまいました。
いると言われなければ、ちょっと気がつかないですね。
投稿: 秀 | 2011.06.24 20:57
暑いですね~、秀さん。
秀さんはそんな中でも散策にちゃ~んと
出かけていらっしゃるんですね。
とても綺麗な魅力的なトンボです。
しかも、こんな暑い時は見ている
だけで涼しげ~!
投稿: papurika | 2011.06.24 22:13
papurikaさん、こんばんは。
あまりに暑いのでふらふらしながらですよ。
今日も朝のうちに行って、10時半に引き上げました。
この間の観察会も1時間だけでした。
このイトトンボは小さくて美しいので、それに初めてなので大変うれしかったです。
投稿: 秀 | 2011.06.24 22:53
こんにちは!
まだ見ぬモートンイトトンボ
稲に産卵するのですか!!!
時々散策に出かける丘陵は田植えが終わって
緑色の苗が風にそよいでいました
もしかしたら見られるかも・・次回行った時はモートンイトトンボの目で見てみようと思っています
きっと見つける・・見つけたい
勝手な希望ですが
余りに美しいので・・・
投稿: あかね | 2011.06.26 17:40
あかねさん、こんばんは。
モートンイトトンボは初めて見ました。
小さいけれど美しいです。
東京都では絶滅危惧種に入っているようですね。
是非見つけてください。
投稿: 秀 | 2011.06.26 18:45