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2012年7月の7件の記事

2012.07.29

コブクチブトサルゾウムシ

コブクチブトサルゾウムシが、長池公園にいると聞いても、何それと言う感じであった。

昨年、昆虫の師匠のTさん(勝手にこちらでそう思っているのだが)から、このゾウムシについて聞いた時のことである。
だいたいゾウムシ類は小さくて肉眼では良くわからないし、あまり今まで調べてもいなかった。
ところが詳しく聞くと俄然興味を持ち、是非今年は見たいと思うようになった。

Tさんが、オカトラノオにいるのを見つけたが名前がわからず、ゾウムシの専門家に聞いたところこの名前を教えてくれて、大変珍しいゾウムシとのこと。その専門家の方が長池公園まで来て、Tさんが案内して調べていったそうです。そして食草もわかっていなかったのが、オカトラノオとわかり今年専門書にTさんと連名で発表したとのことです。


今年の5月、Tさんにオカトラノオにしがみついていた3mmくらいの小さな茶色いコブクチブトサルゾウムシを教えてもらった。

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ちょっと揺れても地面に落ちて逃げてしまうので、手で受け止めて撮ったのがこれです。

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なるほど、瘤があって口太です。
マクロで撮って相応トリミングしてあります。
何しろ肉眼では良くわからない。

死んだふりをして体を丸めると、脚も口もなんだかぴったりと隙間に入ってまん丸になってしまう。

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オカトラノオは沢山あるのだが、なかなかこの虫は見つからない。
でも、これからはオカトラノオが出てくる5月に、食痕の葉の丸い小さな穴を見つけたら、このコブクチブトサルゾウムシを探してみる事になりそうだ。

Webで探すと、長池公園と寺家の記事だけが見つかった。それもごく最近の写真であった。

ゾウムシの世界は、まだまだわからないこともたくさんあるようで、面白そうだ。

ゾウムシのすべてにピントが合った驚くような写真を発表している小檜山賢二さんの「虫をめぐるデジタルな冒険」を読んでいるが、これがまた面白い。

その話はまたの機会に!!

2012.07.24

ナンキンハゼの花

2日ほど前、三井アウトレットパーク南大沢の通路にあるナンキンハゼの街路樹に花が咲いていた。
この暑い夏の時期に行かなかったからか、今まであまり花の写真は撮っていなかったことに気付いた。
黄色いなかなか目立つ房状の花だ。

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8月の半ばごろになると実がなり始める。

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そして、秋ともなると紅葉がなかなか見事である。

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更に冬になると、葉は落ち実が熟して果皮が取れ、種子だけになって、青空に白が目立つようになる。

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こうなると、キジバトやスズメやいろいろな野鳥がこの種子を食べているのが見られるようになる。

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四季を通じて楽しめるので、ここに来たらたまには見上げて楽しんではどうでしょうか。

2012.07.22

コウホネとスイレン

先週の梅雨明けの日、八王子は37.5℃で本当に暑かった。
そして昨日今日と、寒いくらいの陽気となった。
これでは人間も体調が狂ってしまうが、自然界もなんだか様子がおかしい。
昆虫もいつもと発生が違って、遅いように感じる。
キイトトンボも先週やっと見ることが出来て、大平公園のモノサシトンボは今日やっと見つけた。
例年より遅い。

さて、今日の大平公園ではコウホネの黄色い花が咲いていた。

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年々スイレンを追いやってコウホネが面積を広げている。
これは落ち葉の堆積が多くヘドロ化しているのが原因だろうか。


その隣でスイレンもきれいに咲いていた。

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そして広場に近い方では、一面にスイレンの花が見事であった。

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スイレンとハスの違いを意外と知らない人が多いが、スイレンは葉がほとんど水面で花も水面かわずかに出た程度。
ハスは葉も花も水面から大きく出る。
そして葉は丸く水滴をコロコロと丸くはじくが、スイレンの葉は一部に切れ目があり、ハスのように水滴をはじかない。

それにしても大平公園の池はもう少し手入れをしてもらえないだろうか。
今は雨水が入ったのでそれほどでもないが、雨の少なかったしばらく前は水が赤くなってヘドロのにおいがするほどであった。
市長への手紙と言うのでお願いしたが、予算がないらしく、業者は、1/3だけ土嚢を積んでかい掘りをしてここまでしか予算がつかなかったと言っていた。

また、ミシシッピアカミミガメは何十匹いるのかわからないくらいに増えて、人が来ると餌をもらいたくて寄って来るほどになってしまった。それもほとんどが、ビックリするほど大きい。
これではヤゴもだいぶ食べられていると思われる。

2012.07.16

都会の蝶

今日、八王子は暑かったですね。
テレビのニュースでは、36.5℃と言っていた。
昨日から、ヒグラシも鳴き始めて夏本番である。

以前から、都心で見かける蝶に興味があり、新宿中央公園のアサギマダラやイチモンジセセリ、新宿京王プラザホテルでのカラスアゲハ、九段下でのアゲハの幼虫などを撮影してきた。
この分野では、関さんと言う方が、都市蝶の撮影を積極的に行って、東京23区で53種の蝶を撮影している。

先日、南大沢を離れて都会のチョウの撮影に行った。

「東京スカイツリーをバックに虫を撮影するオフ」と言うちょっと変わったのがあり、それに参加した。
浅草の吾妻橋から言問橋までの隅田川から遊覧船や東京スカイツリーを見て、昆虫も撮るという企画。

隅田川河畔はアシがはえているところがあったり、花壇が出来ていたり、チョウ、トンボ、ハチなどが飛んでいる。

まずはツマグロヒョウモンが花に来たところ。
バックは、言問橋とスカイツリー。

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こちらもツマグロヒョウモン。

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飛翔も何枚か撮れた。

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アゲハやアオスジアゲハも飛んでくるがなかなか止まらない。
アオスジアゲハは小さく入っただけだった。

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ヤマトシジミもいたが、こちらはうまく撮れなかった。

まあ、地元のおじさんに何撮っているんだ? スカイツリーでないのかい? と不思議な顔をされてしまった。

それにしても、暑かった。
それにスカイツリー効果か、すごい人出で、久しぶりに浅草に行ったのだが、人力車と観光船の多いのには驚いた。

昆虫写真家の黒柳先生が講師で、具体的な撮影方法をいろいろ教えてもらったので、今後はその方法に挑戦したい。

2012.07.13

ムクドリとコムクドリ

ニイニイゼミも鳴きだして夏本番なのだが、まだ梅雨あけにはならず、九州ではかってないほどの豪雨による被害が出ている。
異常気象のせいか、どうも昆虫達もいつもと違うのか発生が遅いように思える。

ムクドリは、この南大沢でも普通に見られて、繁殖もしている。

ムクドリ(昨年冬、長池公園のセンダンの実を食べに来ていた)
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人家の隙間や、雨戸の戸袋の中に巣をつくり繁殖するが、もう子育ても終わって、大きな群れでねぐら入りする頃になる。

夕暮れねぐらを目指すムクドリの群れ(昨年の夏多摩川にて)
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ムクドリは1年中いる留鳥であるが、コムクドリは渡り鳥で繁殖時期だけ日本に来て、冬になると南方へ渡って越冬する。
この辺りでは、渡りの時期に、たまにムクドリの群れの中に混ざって見られることはあるが、繁殖はしない。

北海道へ行った時に飛び回っていた群れには幼鳥も混ざっていた。
どちらかと言うとムクドリはきつい顔をしているが、コムクドリはやさしい顔と言うかちょっとおどけた頼りない顔に見える。

コムクドリの幼鳥

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群れてとまった樹にはムクドリも混ざっていたのかもしれないが、遠いのではっきりとはしない。

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でも、久しぶりに見たコムクドリは、やはりかわいい顔をしていた。

2012.07.09

クサギカメムシの幼虫

昨日、長池公園の遊歩道のササの葉の上に何か見つけた。

遠くから見たら20mmくらいの何かの昆虫が一匹、葉の上にいるのかと思ってしまった。

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クサギカメムシの幼虫の集団であった。
成虫は目立たない色をした普通に見られるカメムシであるが、幼虫は親と全く違って色鮮やかである。
一般的にカメムシの幼虫はきれいな色をしているのが多く、成虫と全く違うので、種を特定するのに苦労する。

この白い卵の三角模様も不思議である。
また卵の上部がパカッと開いて幼虫が出てくるところを見たいのだが、まだ見たことがない。

カメムシは嫌われ者だが、種類も多く、色や形は変化に富んでなかなかきれいなものも多く、面白い昆虫である。

2012.07.06

北の国から帰って

しばらく更新が途絶えておりました。
どうしたのと言うメールもいただきましたが、更新できる体制ではなかったので、訪問していただいた方には申し訳ありませんでした。

北海道へ所用で行っており、東京へ帰ったばかりですが、蒸し暑さに体調がついていけない状態です。

写真撮影が目的ではなかったが、それでも少しは初めての昆虫を撮影したり、野鳥の観察なども出来た。
朝起きると玄関先で、毎朝のようにガチガチガチとカササギが鳴いていたり、ムクドリの集団が飛び回っているなと思ったらコムクドリだったり、オオジシギがディスプレイフライトをしていたりするのは、南大沢では味わえない。
ちょっと森へ入ると、まるで以前行った戸隠のように、キビタキやセンダイムシクイ、クロツグミ、ゴジュウカラなど、鳥影が濃かった。

昆虫で、初めて見るのもいくつかあった。
シロオビヒメヒカゲは少し翅が痛んでいたが、割合じっとしているので、撮りやすかった。
調べるまで、こんなチョウがいるとは知らなかった。

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シジミチョウでは、ヒメシジミを初めて撮影出来た。
こちらは羽化したてのようできれいだった。

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エゾイトトンボも初めて見て、撮影することもできた。

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そして今日は長池公園に行ったのだが、湿度の低い状態に慣れた体にこの湿度はこたえて、短時間で帰宅してしまった。
でも、久しぶりにノコギリカミキリの写真が撮れた。

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徐々にこの蒸し暑さに対応していかなければ………

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