小さなトンボ4 (アジアイトトンボ)
今年は雨が少なく、小さな池は水が干上がっているところもある。
野津田公園の湿性植物園にトンボがいないかと行ってみたら、池にはまったく水がなかった。
小さなトンボ4番目の登場は、アジアイトトンボです。
24mm~34mmほどの小さなトンボで、これもイトトンボ探しの眼にならないとなかなか見つけられない。
これなどは葉の正面にいたので、まだ見つけやすかったが、何しろ止まっているところを見つけるのは大変。
この写真を拡大するとこのようにきれいなイトトンボですが、何しろ小さくて、肉眼ではなかなかこんな風には見ることが出来ない。
♂は、やや緑色の体に、腹部第9節の青い色が目立つ。
交尾しているところを見ると♂と♀の腹の太さの違いがわかる。
♀は全身が淡い緑色で、腹部先端の青い色はない。
未成熟の♀はオレンジ色をしている。
こちらは少し成熟してきた♀。
前の写真の4日後に同じ所で撮ったのだが、同じ個体かどうかはわからない。
♀は成熟すると背中側は黒くて、上から見ると真っ黒に見えた。
更に同じ個体を前から撮ってみた。
アオモンイトトンボに似ているが、アジアイトトンボはもっと繊細で小さい感じである。
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お尻の青がネオンみたい。
小さくて細いのによく見つけられますね。
しかも終始動いているのに。難しい被写体です。
裸眼でも矯正(私はコンタクト)しても
だんだん眼が見にくくなっていくのが寂しいです。
投稿: 緑の惑星人 | 2012.08.22 14:41
緑の惑星人さん、こんばんは。
同じく、小さいのは見つけにくくて苦労しています。
動いているのは見つけやすいので、それがとまったら、どの茎なのか葉なのか特徴をしっかり覚えて、カメラを準備するのに眼を放したらわからなくなった! と言う事がないように注意してます。
投稿: 秀 | 2012.08.22 21:07