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2012年9月の9件の記事

ヒガンバナ

台風が来ると言う事で、黒い雲が出て暗くなってきた。
大きな被害がなければいいのだが。

寺家のヒガンバナを前回載せたが、長池公園でもたくさん咲き始めた。

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まだ、蕾もあるので、しばらくは咲き続けるのだろうか。

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自宅付近の草地ではツルボが終わり、生垣のそばでシロバナヒガンバナが咲き始めた。

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これは園芸種として売られているようなので、誰かが植えたのだろうか。
隣にはヒガンバナの蕾もあった。

少し調べたら、ヒガンバナの仲間は人為交配が容易で何百と言う園芸品種があるようだ。
シロバナヒガンバナは、赤花のヒガンバナと黄花種のショウキズイセンの自然交雑で出来たと言う事だが、赤と黄色で白になるのが不思議だ。

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観察会

毎月一回の観察会が、昨日行われたので出かけたが、とても気持ちのよい天気であった。
今回は、横浜市の寺家で10人ほどで実施。
南大沢からは少し離れているが、ここの場所も、この観察会も行く価値があると思っている。
寺家には池がいくつもあり、森があり、谷戸があって、流れている小川があり、田んぼがあって、草むらがあるので、植物や昆虫の種類も数も多い。
そして、気の置けない仲間と歩くと、なかなかのベテランぞろいなので、次々といろいろ見つけてくれる。
何回も来ているのだが、またもや初めて見るカメムシやゾウムシを教えてもらった。
ヒョウタンカスミカメの幼虫や、ミゾソバにいたタデノクチブトサルゾウムシである。

田んぼは、半分くらい稲刈りが終わっていた。
畦にはヒガンバナも咲いていたが、今年は咲くのが遅くて数も心なしか少ないようだ。

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上空や稲穂の上には無数のアキアカネが飛んでいるのだが、これを一枚の写真で現そうとすると難しい。
動画なら何百匹のアキアカネの飛び交うのを現わせるのだが。
そこで、疲れて棒の先で休んでいるアキアカネの写真となってしまう。

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この尾の先をピンと上げているところがなかなかいい。
ところが疲れてくると(なのか?)だんだんさげてしまう。
その時、また尾を上げる方法を教えてもらった。
草でそっとお尻を上に撫でるようにすると、なるほどピンと上げました!!!

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沢山咲き始めた

問題です。
この花は、何でしょう。

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拡大して撮影してみたことがなかったので、自宅で撮影してみた。
いつもなんとなく見ていて、一部分を良く見たことがなかったので、こんな花だと初めて知った。

更に、全体を見るとこんな感じです。

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また更に、全体を見ると・・・・

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これでわかってしまいましたね。

この草地では、年々数が増えてきた。

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9月ごろに一斉に咲き始めるツルボです。
漢字では蔓穂。

飢饉の時食料として役立つ植物を救荒植物といい、このツルボやヒガンバナ等がありますが、飢饉の時がと言うのが問題で、地下茎には毒があるので、普通の時には食べないのです。食べるものがない時に面倒な毒抜きをして何とか食べることが出来ると言う事ですね。

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セセリチョウの吸い戻し

数日前の暑い日、道路でセセリチョウが地表近くを行ったり来たりと飛んでいた。
道路にとまると小さいので見失ってしまいそうだった。

ゆっくり近づいて、地面すれすれから撮影してみた。

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翅の裏しか見られないのと、ほとんど斑紋も消えたように見えないので、さて何セセリだろう。
チャバネセセリのようだが?

このセセリチョウは、一か所にとまったら動かなくなり、熱心に口吻(ストロー)をお尻の方に伸ばしている。
実は、道路上のカラカラに乾いた鳥の糞の様なものにとまっている。
これは、乾いた糞を自分のおしっこで溶かして吸う、セセリチョウに良く見られる吸い戻し行動といわれるもの。
人間から見れば、えー何でそんなことするのと思ってしまうが、セセリチョウの世界では当たり前のことなのだろう。

この写真では良くわからなかったが、以前撮ったオオチャバネセセリは、お尻に水滴がついて、口吻をやはり大きく伸ばしている。

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ミネラルや、窒素を取り入れているのだろうか。
一般的な蝶のオスの給水行動よりは、効率がよさそうである。
このセセリチョウの吸い戻しもオスだけの行動だとか???

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クワガタ

昨日、清水入緑地脇の遊歩道の上で、じっとしている甲虫を見つけた。
それも、自転車でひきそうになりながら通り過ぎたが、いやに大きめの甲虫だなと思って戻ったのだった。
かなり弱っているが、クワガタのメスだった。
持ち帰って種別を調べてから放そうと思い、家で撮影した。

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大きさは32mmくらい。

さて、コクワガタにしては大きいし、ノコギリクワガタの♀かな。

調べてみると♀は識別が難しいとある。

そう言えば、今までカブトムシはたくさん撮影したが、クワガタはあまり撮影したことがない。

以前撮影した写真を調べてみた。

これはスジクワガタの♀かな。

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これは、体長何mmかは測定はしなかったが、かなり大きい。
でもコクワガタの♂だろう。

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スジクワガタでも大型や中型の♂ではスジがないと言う。
大きさは個体によってずいぶん差があって、一概に何mmだから種類は何と言えないようだ。
前脚の形状や、大顎の内側の歯の形まで、しっかりと撮影しないとわかりにくいとのこと。

これからは、注意してみることにしよう。


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アリジゴク

子供の頃、神社等の縁の下の乾いた土にすり鉢状の穴を見つけ、アリジゴクを掘り出したことがあった。
当時は、いろいろなところに、たくさんあったような記憶がある。
アリが落ちてしまうと(アリを捕まえて入れてみたのかもしれない)、砂をかけられて底にいるアリジゴクにつかまってしまった。
このアリジゴクは、ウスバカゲロウの幼虫である。

マンションの1階のベランダの下に乾いた土があり、ここに沢山のすり鉢状の穴がある。

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あるのは知っていたが、あらためて見るとすべてと言っていいほどのベランダの下に、何十ものすり鉢穴がある。
スコップで掘ってみるとすぐに幼虫が見つかった。

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スコップの上で手持ち撮影では良く撮れないので、別の個体だが一匹透明容器に入れて持ち帰って三脚を使用して撮影したが、照明をあてて苦労した割には特別良くは撮れなかった。

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一年中すり鉢状の穴があるように思ったので、調べてみると、幼虫期間は数年とある。
これも1年と思いこんでいたので、意外だった。
めったに餌にありつけないので、成長が遅いのだろうか。
そして、この体では後ろにしか進めなくて、容器の中でも移動は後ろへ後ろへと動いていた。


ちなみに成虫のウスバカゲロウはこんな形である。

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これは、この巣の脇にある階段室の壁にいたのを数年前に撮影したものである。

カゲロウの仲間は種類が多く、清流にすむカゲロウはカゲロウ目で、ウスバカゲロウはアミメカゲロウ目で少し離れた仲間である。
同じアミメカゲロウ目で近いのは、クサカゲロウや、ツノトンボや、カマキリモドキや、ヘビトンボである。

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サルスベリの大木

今日は、また蒸し暑さが戻ってしまった。

久しぶりに南大沢地域の話題です。

近くに、八王子市指定天然記念物のサルスベリの大木があると最近知ったので行ってみた。
場所は富士見台公園の北東側の高台、と言っても個人の敷地内である。

以前、この辺りを散策していて、道路の延長なので途中までは入って行ったのだが、これは個人宅だなと思い引き返したところだった。

以前引き返した住宅の前まで来るとこの家の方と思われる人に会ったので、サルスベリを見せてもらいに来たと告げると親切に場所を教えていただき、いろいろと手を加えているのだが、年々勢いがなくなってきてしまったと残念そうに話されていた。

お墓の脇に、「大石宗虎屋敷のサルスベリ」という市の表示板と共にそのサルスベリはあった。

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近寄ると、まだ花は咲いていたが、少し盛りは過ぎてしまったようだ。
それよりも、上の方が枯れて切られているところもあるのが痛々しい。

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根元は周囲3mと言うだけあってみごとで、ごつごつしているのでこれではサルも滑らないだろう。
幹が上でくっついてしまったのか、窓のように空間がある。

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表示板の立てられたのは30年以上前なので、このころは樹高15mあったと言う事なので、見事だったろうと思う。

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それにしても樹齢400年以上と、戦国の時代からとは、驚きである。
20年くらい前から、この辺りは歩いていたので、もっと早く気がつけばよかったのだが・・・。

今日は、うかつにも森に入る様に完全武装で藪蚊対策をしていなかったので、久しぶりに身体のまわりに何十匹とプーンと鳴きながらまとわりつかれて、かなり刺されてしまった。

でも、こんなところがニュータウンの片隅に残されており、まだまだ知らないところがあるなあと改めて感じさせられた。

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ナナフシ

わずかに雨が降ったのだが、まだまだ水不足が続いている。
そして、また暑さが戻ってしまった。

先日、清水入緑地でナナフシを見つけたのだが、触角が長いのでエダナナフシだと思うがどうだろう。

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ところが、パソコンで良く見ると左の前脚がすごく短かった。

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何かの事故でとれてしまい、そしてわずかにはえてきたのだろうか。
右前脚は触角と同じように、前に長く伸ばしているのが見えます。


触角が短いのは、ナナフシモドキ。

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これも、ときどき清水入緑地で見かけます。
ナナフシモドキは、ただのナナフシとも書かれているが正式にはどちらなのだろう。

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小さなトンボ6  (エゾイトトンボ、ルリイトトンボ)

本当に久しぶりに雨が降りました。
これで、少しは干上がった池にも水が入り、生き物たちも一息でしょうか。

今日のイトトンボは、残念ながら南大沢では見ることが出来ません。
6月に北海道苫小牧に行った時イコロの森で、初めて見る青と黒のコントラストがきれいなイトトンボがたくさん飛んでいた。

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持参していた「札幌の昆虫」と言う図鑑で調べてみると、苫小牧周辺には、この写真に近いのはエゾイトトンボ、オゼイトトンボ、キタイトトンボといるようだ。
眼後紋の三角形と、写真中央の腹部第2節(付け根のところ)の黒いスペード型(キノコのようにも見える)から、エゾイトトンボらしいと判断した。
ちなみにオゼイトトンボとキタイトトンボスペード型ではなくワイングラス型でもっと大きいようだ。

♀は緑色をしていた。

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最近発行された「日本のトンボ」と言う素晴らしいトンボの写真図鑑があり早速購入したので、さらに調べてみると、エゾイトトンボは北海道と日本海沿岸を能登半島まで分布しているようである。

連結産卵中の写真 (この♀は♂の様な色合いなので♂型かもしれない。)

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これは水草にとまって茎に産卵しているが、このまま水中に潜って行って水中の茎に産卵することもあるようだ。
その素晴らしい写真が、「日本のトンボ」に載っていた。

錦小沼での撮影

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これも同じエゾイトトンボと思い疑ってもいなかったが、帰宅して写真を良く見るとどうもなんか違う。
色合いが少し濃くて、模様も微妙に違う。
図鑑で良く調べてみると、エゾイトトンボと良く似ているルリイトトンボのようだ。

ちなみに、同じ角度から撮ったエゾイトトンボはこちらです。

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やはり模様の黒い部分の長さや眼後紋が違う。

どちらも北海道では普通にいるイトトンボと言う事だが、初めて見るとなかなか難しいものだ。
眼後紋を撮らなくてはと言うのはモートンイトトンボで覚えたが、腹部の付け根も上から撮らなくてはならないとは知らなかった。
イトトンボを探し歩くのは、何となくスミレを探すのに似ていて、なかなか面白い。

時間をかけて調べたつもりですが、違っていたらご指摘ください。


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