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2013年5月の12件の記事

2013.05.31

マダラアシゾウムシ

今年は、ゾウムシやカミキリムシを撮ろうと思って探している。
ゾウムシと言うと3mm程度の小さなものが多いが、マダラアシゾウムシは大きく15mm位ある。
昨年は見ることが出来なかったが、今年は見ることが出来た。
コナラにいましたが、こんなゾウムシです。

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わかりますか?
クリックして拡大すれば、少し見えてきますが、実際には眼を放すともうわからなくなってしまいます。
大きいので見つかりやすいと思いましたが、とんでもない。幹にそっくりに擬態しています。

横から見ると少しわかりやすいです。

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別の個体ですが、これほどまでに体も脚も作りこんでいて、びっくりです。

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樹液に来ていることや、ヌルデの木にいることが多いようですので、探してみてください。

2013.05.29

ウマノオバチ産卵?

ウマノオバチと言うのは知っていたし、見てみたいとは思っていたが、地域によっては絶滅危惧種に指定されていると言う事で、簡単には見つからないと思っていた。

ところが、この5月9日に初めて見て、22日に長池公園で見て、更に25日にまさかの産卵の様子?を観察できた。全部別の場所である。
短期間に、別の日に別の場所で見ているのだが偶然だろうか?
それとも、今年は寄生バチが多いとも聞いたが、そうなのだろうか?

25日、横浜の谷戸で観察会が始まる前に昆虫研究家のYさんにお会いして、4月にここで撮影したウマノオバチのきれいな写真を見せてもらい、産卵の様子を教えてもらった。

そして午後、もしかしたらウマノオバチがいるのではと、昨年シロスジカミキリの脱出が見られたと言う栗林に行ってみた。
そこで、まさかと思ったがウマノオバチに出会えた。

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今度は落ち着いて撮れた。
やがて、シロスジカミキリの脱出口に近づいて行った。

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そして中に入って行き、あの長い尾も完全に見えなくなった。

朝方産卵時の模様を聞いていたので、やがて出てくると待っていたら、ほどなくして穴の入口まで姿を現し、もごもごと動いている。

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この時に産卵しているらしいと言う事である。
5分ほどたっただろうか、もう少し出てきたから、再度穴に潜り始めた。
今度は違う方向に探しに行くのだろうか、なんとなく上の方に入り込んで行った。

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残念ながら、ここでこの場所を離れたので、その後同じ行動をとったかどうかはわからない。

あの異常に長い産卵管をどうやって幹に突き刺すのかと思っていた。
他のハチでは幹に垂直にさしこんでいくのもいるので。

しかし脱出口から入り込んで幼虫を探すとは思わなかった。
それも中の様子がわからないので、同じ幼虫にいくつも産卵するのか、あの穴はトンネルがいくつもあって複数の幼虫がまだいるのか、そもそも本当に産卵しているのか、良くわからない。

しかし、今回はじっくりと撮ることが出来て良かった。
事前に様子を教えてくれたYさん、栗林で見つけてくれたMさんに感謝です。

2013.05.27

イタチ

一昨日は横浜の里山に観察会で出かけて沢山の収穫があった。
生き物好きな人ばかりなのと、何十もの眼で見つけるのですごい。

昨日は、長池公園に午前中のつもりで出かけたら、なんと、2日続けての大収穫で2時過ぎまで昼食抜きで撮影してしまった。というのも、午前中はTさんとKさんに出会って、帰る頃にはまたKさんと出会ったので、見つけてもらったものも多い。

カミキリムシ、ゾウムシで初めてものも含めて10種以上で、その上アカシジミの大量発生やコムラサキ、アオダイショウまで見た。
そして最大の収穫は、イタチ。

多摩川や境川で見たことはあるが、長池にいるとは思わなかった。
静かに現れて、すぐにサッと戻って行ってしまった。

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あわてて、60mmのマクロレンズで撮って、最大限に拡大してあります。
それにしても、カルガモが泳いでいるすぐそばを走り去りました。


でも、どこかからやって来たのか、今までもいたのに見つけられなかったのか?
まったく、長池公園は次々といまだに新顔が現れる。

2013.05.23

見たかったウマノオバチのメスが飛んできた

2週間前に、町田の谷戸で瀕死のウマノオバチのメスを撮影した。
それは、その時のブログに写真を載せたので、ご覧になった方もいると思います。

http://minam.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-f535.html#comments

何しろ体長は2cmくらいので、その8倍くらいの産卵管を持っているので、これが飛ぶと一体どうなるのだろうと思い、一度見てみたいものだと思っていた。

ところが、意外に早くチャンスが巡って来た。
昨日シロスジカミキリの脱出を、まだかまだかと覗いているところに、なんと15cmくらいの細い産卵管をひらひらさせながら目の前のコナラに飛んできた。
もう一人観察していた人と、ウマノオバチだとびっくり。
どこかにとまるだろうと見ていると、意外に素早く飛びまわり、あっという間に上の方に消えてしまった。
残念、ピンボケでもいいから撮影しておくのだったと思っても後の祭りである。
あきらめきれず、上の方を探してもどこにも見当たらなかった。

その後シロスジカミキリも出てきて、上の方へどんどん歩いて行って見えなくなったところで撮影も終了。
そこで先ほどの方と雑談をしていて、さあ帰ろうと思ったところに、なんとまたウマノオバチが戻ってきた。

あわてて飛んでいるのを数枚撮った。

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見事にピンボケであったが、なんとなく飛び方はわかる程度。

そして、運よくコナラの幹にとまったので、数枚撮影したところで、あっという間に産卵管をひらひらとさせながら上の方へ飛び去り、2度と戻ってこなかった。

わかりにくいですが、産卵管が右下まで伸びています。

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近づいて撮ったものを、さらに拡大したので見にくいですが、こんなハチです。

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カミキリムシの幼虫に産卵して寄生するハチですが、あの大きなシロスジカミキリをねらって来たのでしょうか。

今日も昼ごろ同じ時刻に同じコナラの木の前で40分くらい粘りましたが、現れませんでした。

八王子での記録はほとんどないらしいです。


2013.05.22

シロスジカミキリの脱出

良い陽気となり、ウツギの花(卯の花)が咲き始めたら、早速ホトトギスの鳴き声が聞こえるようになった。
先日は、当地では初めてだがツツドリの声を聞いた。
カッコウの声を聞いた人もいるようである。


コナラの木に、シロスジカミキリの産卵痕がたくさんあるので、羽化した成虫が幹の中から出てくるのを一度見てみたいと思っていたところ、今日、運よくコナラの幹の脱出口を広げているシロスジカミキリを見つけた。

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穴の中で逆さになって出口を広げている。

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コナラの幹を噛み切るのだから、この口でかみつかれたら、相当痛そうである。

顔をのぞかせているだけでなかなか出てこない。
ところが急に前脚と触角が見えてきた。

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これは、出てきそうだと思ったら、あっという間にぐんぐんと体が見えてきた。

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大きい。これでは出口を大きく広げないと出てこれない。

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発見してから、15分ほどで脱出完了である。

出たところで一休みしていたが、やがて、ずんずんと上に登り始め見えなくなってしまった。

シロスジカミキリは、日本では一番大きなカミキリムシで体長5cm位あり、さすがに存在感がある。

2013.05.18

巣立ち雛がいた

長池公園の畑の所にまだ産毛のあるヒナが一羽いた。
親もいないし、石垣のなんとも危なっかしいところにとまっている。

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近寄って見ると、腹がわずかに黄色で、背中や翼は茶色に近い。

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あまり見かけないヒナだが、何の子だろう。

更にアップにすると頭の上の羽毛はすごい事になっていて、ピーピーと鳴いている。

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飛べるのかなと思っていたら、数m飛んだ。
そこで休んで、更に畑の中に飛んだ。

近くに、青虫をくわえたスズメの親がいたが、遠くへ飛び去ったので、違うようだ。
ウグイスが藪の中にいる。
なんとなくウグイスのような気がした。

後で調べてみると、どうやらウグイスのヒナのようであった。

今日も我が家のまわりでウグイスは鳴いていて、親の姿は見ることはできてもヒナは見たことがなかった。

自分で餌を撮ることは難しそうなので、親にめぐり逢えたらいいのだが。

2013.05.17

ホソアナアキゾウムシ

アサギマダラの蛹を撮影したところで、初めて見るゾウムシに出会った。

イタドリの葉の上に、鳥の糞だか虫だかわからない塊を見つけたのだが、じっと見てもまったく動かないので良くわからない。大きさは7~8mmくらいだろうか。

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ルーペで拡大すると、虫のようだがどういう形でいるのかが良くわからい。
捕まえてみると虫であることがわかった。
葉の上に乗せるとまた伏せてしまった。
こうなると最大の大きさに撮影して、デジカメの画面で拡大してみても、どういう恰好をしているのか良くわからなかった。

帰宅して、パソコンで拡大して画像を見やすくすると、前脚は口吻の脇に付けて前に出し、あとの足は身体にピッタリと付けて伏せているのがわかった。

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歩き始めて、足や口吻や触角が見えてやっとゾウムシだとわかる。

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現地では名前がわからず、トリノフンゾウムシと言っていたが、帰ってから調べてホソアナアキゾウムシという正しい名前のあることがわかった。

白い模様はだんだん落ちてきて、黒くなってしまうそうだ。

それにしても自分がどう見られるのかがわかっているのだろうか?

2013.05.14

アサギマダラの蛹

南大沢から少し離れますが、東京の西部でアサギマダラが飛んでいた。

そしてそこで、アサギマダラの蛹(さなぎ)を初めて見ることができた。

キジョランの葉の裏にぶら下がっていて、良く見ると、なんと可愛い顔がついていた。

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でもこちらがお尻なのですが・・・・
翅が透けて見えるので、孵化間近ですね。

他のすべての蛹には、眼はあるが口はなかった。

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こちらは、フラッシュなしで撮影したので、感じが少し違いますね。


12月には小さな幼虫でしたが、それがやっと蛹になって成虫になる時期である。
その時のブログです。→クリック


アサギマダラは、何千キロも旅をするチョウとして有名です。
昨年の5月に長池公園で撮影したアサギマダラはこちらです。

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今年も、南大沢でも見られると良いのですが。


2013.05.11

コカブトムシ

コカブトムシというのがいることは知っていたが、見たことがなかった。
知り合いがこのあたりでも撮影しているので、いるのだろうが数が少ないのか、出会うのは普通のカブトムシばかりであった。
ところが、何とも不思議な形で、コカブトムシのオスに出会う事が出来た。

8日の夜、我が家のキッチンで出会った。
それもゴミ箱の中にいた。
妻が「虫を持って帰らないでよ」と騒いでいるが、虫なんて持ってこないのにと思って見に行った。
昼に里山の栗林で食べたサンドイッチの包み紙やラップを、まとめてビニール袋に入れて持ち帰り、ゴミ箱に捨てたものであった。
その中で、見慣れない黒いコガネムシのようなのが、もがいている。
これが、初めて見るコカブトムシだった。


次の日に、前日昼食を食べた同じ場所に返しに行った。

コカブトムシというだけあって、体は小さくて(20mm強)、そして角も小さい。
指にしがみついているくらいの大きさである。


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栗の木に乗せると、早い早いどんどん歩く。

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オスは、何ともユニークな前胸背に大きなヘコミがある。

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どんどん下へ歩いて行って、樹洞に潜り込んだ。

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本来は夜行性ということだが、なぜ地面のビニール袋に入り込んだのかいくら考えても分からない。
そして食肉性ということで、樹液には来ないので見つけにくいのかもしれない。
さらに、全国にいるようだが、個体数が少ないということで今まで出会わなかったのかも知れない。

まあゴミとして処分されるところを妻が見つけてくれたので、初めて出会うことができたので感謝である。

さらに、これを里山に戻しに行ったので、3日目にも偶然、昨日の記事のBさんに会うことが出来、またいろいろ教えてもらうことができた。

なんとも不思議な出会いであった。

2013.05.10

わくわくした3日間

昨日までの5月の好天の3日間を、わくわくしながら里山で撮影するという至福の時を過ごすことが出来た。
それも3名の昆虫写真家の方々となので、次から次と見知らぬ世界が目の前に現れた。

最初は、昨年飛び跳ねる繭をつくるゾウムシを見つけたAさんに、是非今年はそれを見てみたいとお願いしていた。
そしたら、遠方からBさんも来られて、キンケノミゾウムシの成虫と本当に飛び跳ねる小さな繭を見ることが出来た。
それで終わるはずであったが、翌日はCさんも加わってもう一度同じ場所で観察すると言うので、これも参加させてもらった。
さらに、3日目もハプニングがあって、同じ場所に行ったところ、またBさんと偶然出会い、ご一緒させてもらった。
さすがに、昆虫の本を出されているプロの方達なので、撮影の方法から、虫の見つけ方まで何とも、ものすごく参考になった3日間であった。

初めて見た主な虫たちです。

キンケノミゾウムシとは、2.5mm位の小さなゾウムシ。

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この飛び跳ねる繭などについては、別途載せます。

次に驚いたのが、オオアヤシャクの幼虫。
顔と足がギュッと埋め込まれてトンガリ頭になる。

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越冬時は茶色で冬芽そっくりだとか。

それから、ミイデラゴミムシがケラの穴から顔を出したところ。

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ミイデラゴミムシは敵に襲われると、尻から音を立てて霧状のガスを発射するので有名な虫。
田んぼの土手のケラの穴にいるとは知らなかった。

コミミズクの幼虫は良く手すりで見かけるが、成虫は見たことがなかったがアワブキにいた。

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そして話には聞いていたが、本当に長い産卵管を持つウマノオバチが弱って地面にいたのを見つけてもらった。
まだ動いているのだが、産卵管が見えるように白いディフーザの上に載せて撮影した。


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この産卵管で幹の中のカミキリムシなどの幼虫に産卵して、寄生すると言う事である。
鞘がついているので細い産卵管を幹に刺すことが出来るらしい。


昆虫の撮影方法については、小さいもの動くもの暗いところにいるものなど、やはりフラッシュのうまい使い方が重要だと言う事が良くわかった。

充実した3日間を過ごさせてもらった方々に感謝いたします。
ありがとうございました。

2013.05.07

アオサナエ

毎朝のようにウグイスの囀りが聞こえてくる。
ここ数日間、隣の雑木林から聞こえてくるキビタキの囀りが加わった。
残念ながら、昨日から聞こえなくなってしまった。
旅の途中なので繁殖地へ飛び立ってしまったようだ。

ところが、当地では初お目見えのトンボが長池公園に現れた。
長池公園のトンボ池でTさんと一緒にいたところ、「少し前に姿池でアオサナエを見た」とGさんから電話があった。
急いで二人で駆けつけると、教えてくれたところにいた!!

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緑色のきれいなアオサナエを初めて見た。
サナエトンボは黄色い色がほとんどで、緑色はこのアオサナエだけだそうです。

徐々に近づきながら5枚ほど撮ったところで、サッと素早く飛び去ったら、2度と戻ってこなかった。

それにしても1時間ほど前にGさんが見てから同じ所で見られたのは運が良かった。
GW最後の日で、大勢の人が姿池の周りにはいて、犬の散歩やら子供の自転車やらひっきりなしだったのだから。

アオサナエは東京では絶滅危惧種に指定されていると言う。
川の中流域、清流に棲むというが、何処から飛んで来たのやら。
居ついてくれるといいのですが。

ちなみに、GさんもTさんもアオサナエを見に遠征したことがあると言う。
こちらは、アオサナエがどれほど珍しいかも????

発見してくれたGさん、アオサナエについて教えてくれたTさん、ありがとうございました。

2013.05.03

ダビドサナエ

ダビドサナエという比較的小さなトンボがいる。
体長50mmほどである。

だいぶ以前、大地沢で撮影したことがあるが、南大沢では見たことがなかった。
2007年に南大沢でも記録があるが、久しぶりに現れたようなので行ってみた。
コサナエばかり見かけたが、そのうち一頭違ったのが飛んできた。
ダビドサナエだった。

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300mm望遠ズームで撮ったものをかなりトリミングしてある。
35mmフィルムカメラ換算で600mm相当である。
マクロレンズで撮れるくらい近寄りたかったが、しばらくして飛び去ってしまった。

左前脚の先端が1節欠けているので、他の人が見たのと同じである。
コサナエのように毎年見られるようになるといいのだが。

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