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2013年7月の7件の記事

2013.07.30

ムラサキシャチホコって何?

この写真は何でしょうか?
枯葉が丸まっているように見えますが。
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数年これを探していたのですが、どうしても見ることが出来ませんでした。

実はこの写真は、ムラサキシャチホコと言う蛾の前翅で、丸まっているわけではなく一枚の平面の翅に模様がついているだけなのです。

先日Tさんから「ムラサキシャチホコを見つけた。午前中くらいならこのままいると思う。」とメールをもらった。ところが北海道にいる時だったので、本当に残念ながら行くことが出来なかった。
帰京してTさんに会うと、容器に入れたこの翅をわざわざ保存しておいてくれた。
鳥にやられたのか、夕方翅だけ落ちていたと言うのである。
わかっていて眺めても、丸まった枯葉に見える。

でも、翅だけの写真では本当のリアルさがないので、Tさんのブログの全体写真を見てください。→クリック

どう見ても、丸まった枯葉のように見えますよね。

中央部分を拡大してみると、こんな感じです。
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鱗粉の色や大きさや傾きでこんな立体感が出るのでしょうか。

ちなみに翅の裏側は普通です。
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拡大すると鱗粉ではなく毛のようになっていました。
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ムラサキシャチホコは、さほど珍しい蛾ではないとのことですが、なかなか出会えない。
幼虫はオニグルミの葉を食べて育つので、来年こそは是非見つけたいですね。

2013.07.27

ルリボシカミキリ

ルリボシカミキリは、カミキリムシの中でも大好きな3種に入る。
何しろ、何とも言えないやや薄い瑠璃色が美しい。
ところが探そうと思うとなかなか見つからず、これもヤマトタマムシと同じで、偶然数年に一度見かけるくらいである。
やはり、小山田緑地の隣の材木屋さんで見たのが最初である。

今年は、何人もの人が見ているのだが、なかなかお目にかかれなかったが、ようやく昨日見ることが出来た。

伐採木の上にちょこっと乗って、動き回っているのを見た時は、やったーと思った。。
体長25mmくらいだろうか。
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近寄ってストロボで撮影してもそれほど驚いた風でもない。
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瑠璃色の黒い星のあるカミキリだが、配色とデザインがいい。
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正面から見ると、長い触角とその触角の黒い部分の束毛が特徴であるのが良くわかる。
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調べると、日本固有種であり、全国にいるが、関西では局所的とある。
徐々に減っていると言う記事と、以前は産地にいたが最近は平地でも見られるようになったと言う記事が出てきた。
南大沢では多くなっているのだろうか。

2013.07.25

ヤマトタマムシがたくさん

タマムシと言うと緑色に輝く大型の甲虫で、法隆寺の玉虫厨子等を思い浮かべる。
実は、これはヤマトタマムシで、日本にはタマムシの仲間は200種ほどいるようだ。

さて、ヤマトタマムシを小山田緑地の隣の材木屋さんの敷地に積まれた丸太で見たのが9年前だった。
この時は4匹もいて感激した。
その後、長池公園や自宅近くでも見たが1匹ずつで、しかも1年おきくらいである。

ところが今度は一度に7匹も見て、また感激してしまった。
しかも家から数分の雑木林で。
伐採した丸太が積まれているので、春にはキイロトラカミキリなどが数えきれないほど歩きまわっていたのだが、今はまったくいなくさびしくなったと思ったら、ここにきてヤマトタマムシが見られるようになった。
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伐採木の下側から急に現れたり、木の上から飛んできたりする。
本当にきれいな光沢であり、これは何年経っても変化しないらしい。
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歩き回るのをやめたと思ったら、顔の手入れを始めた。
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一匹手に持ったところ、人差し指に鋭い痛みが走り、とっさに手をふるってしまった。
噛まれるとは思わなかった。でも、胴体をもったのだが何故噛まれたのだろう・・・・
あとでMさんに教えてもらったのだが、胸と胴体の隙間を自由に動かして敵を挟むという武器があるらしい。
なるほどこれに挟まれたのか。
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先日、夏休み恒例のNHKラジオ子供相談室で、昆虫の矢島先生が、「最近玉虫が増えてきた。」と言っていた。何故なのだろう。

数日前にはあれほどいたのに、今日の昼ごろ雨も上がり蒸し暑くなってきたので、沢山いそうと行ってみたが、まったくいなかった。
何かの条件が合うと一斉に活動を始めるようだ。
ちなみに、成虫期間は1か月ほどで、雨が降るとじっとして動かず、飛び回るのは昼間だけのようである。

2013.07.20

ヤマユリ

ヤマユリが咲き始めた。
日本特産のユリで、八王子市の市の花でもある。

清水入緑地のヤマユリを昨日撮影した。
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きれいに咲いて、まだ蕾もある。
ところが今日はその蕾も咲いてしまい、先に咲いた花は少し雄蕊がくたびれてきている。
本当にきれいな期間はほんのわずかである。
そしてここのは花が多いからか、斜面にあるからか、そのままでは倒れてしまうので、たぶん近所の方だと思うが毎年細い竹で支えを作ってある。
野草なのに、自立できないほど何故花をつけてしまうのか、いつも疑問に思っている。

長池公園のバス通り沿いでも、たくさん咲いていた。

2013.07.19

南大沢では見られない

数日東京もやや過ごしやすいようである。
あの、猛烈の暑さの時に用事がありしばらく涼しい北海道へ出かけていたので、久しぶりの更新です。

内陸部ではなく海沿いなので朝夕は涼しいくらいで、東京の人には申し訳ないくらい快適でした。
しかし所用の為、その合間にちょっとづつ時間を作って、少しだけ撮影をしてきました。

やはり、南大沢では見ることのできないチョウやトンボを見ると、わくわくしてきますね。

チョウは、数種類撮れました。

エゾシロチョウはあまり撮ったことがなかったのですが、モンシロチョウよりも少し大型でした。
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フタスジチョウは、今が時期なのか沢山見かけました。
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ヒョウモンチョウも沢山見かけました。
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これは、たぶんあっていると思いますが、良く似ているコヒョウモンも撮れたと思うのですが、まだ整理できていません。

ヒメシジミも、似た種類がいるのですが、たぶんヒメシジミでしょう。
数は少ないのですが、ていへんきれいでした。
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カシワの木のそばでは上の方でミドリシジミの仲間が卍巴飛翔をしていました。
たぶん、ジョウザンミドリシジミかハヤシミドリシジミでしょう。
数秒間と短く、上の方での飛翔なので、証拠写真程度で良い写真は撮れませんでした。

トンボでは、ルリイトトンボが沢山いました。
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これは、たぶんオゼイトトンボだと思います。
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キタイトトンボも似ているのですが、この地域はちょうど両者がいるところなので、区分けが難しいです。
もし違っているのがあったら、ご指摘いただきたいと思います。

これから、また南大沢の周辺を回りますが、何しろ暑さに弱いので、のんびりと撮影していきます。


2013.07.07

キンケノミゾウムシの繭のジャンプ

関東地方は、遂に、雨も少ないままに記録的な早さで梅雨明けのようです。

南大沢の季節便りと言うからには、なるべくいろいろな写真を載せたいと思いながら、最近は虫の便りが多くなってしまった。
鳥も、虫も、植物や花も、そして風景や気象現象で、季節を表したいと思うのだが、個人的な趣味がどんどん移ってしまうので、虫の嫌いな方には申し訳ありません。
でも、虫の世界はわからないことだらけと言うのが面白く、どんどん深みにはまってしまいそうです。

今日は、5月10日のブログで紹介した虫の話ですが、事情があって今頃になってしまいました。

3mmにも満たないキンケノミゾウムシの話を聞いたのが、昨年でした。
コナラに沢山いると言うのですが、何しろ黒い点のようなものが、葉裏に付いているだけなので、今まで気がつきませんでした。


マクロレンズで拡大すると、こんなゾウムシです。
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コナラや、クリの葉に産卵し、幼虫はいわゆる字書き虫 (葉の中に潜って葉を食べながらトンネルをつくる) で、最後に自分のまわりを4mm程丸くくりぬいて繭を作る。
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このゾウムシは繭を作って地面に落ちると、まるで小さな草の種の様で目立たない。
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ところが、この繭が集団でジャンプしてピョンピョンと跳ねると言うのを知り合いの、Iさんが昨年町田の里山で見つけて、「月刊むし」に発表した。
今年はぜひ見たいと言う事で、案内してもらった。
すると、本当に沢山の繭が坂になった山道に落ちていてジャンプしていた。
これが、上の3枚目の写真です。
でも、写真ではわからないので動画にしようとしましたが、このブログでは小さな容量しか載せられず、いろいろと加工しましたがダメでした。

You Tubu で見てください。

集団のジャンプ
https://www.youtube.com/watch?v=gn9Kcy5U1c0

大きなジャンプ
https://www.youtube.com/watch?v=Is4DU_Nqntk

行った日がたまたまジャンプする日だったのか、しばらくは毎日やっているのかわかりませんが、聞いてはいましたがピョンピョンと跳ねているのにはビックリしました。
繭の中で幼虫が動いているのがわかり、腹筋運動のようにしてジャンプしていました。
そのうち蛹になってしまうと動かなくなるので、落ちた場所から蛹で過ごすのに都合の良いところへ移動したいのかもしれません。

その後、長池公園でもコナラやクリの葉で丸くくりぬかれた葉を沢山見つけ、成虫も見つけましたが、ジャンプする繭は見つかりませんでした。
時期が遅かったのかもしれません。
ジャンプを見た日は5月7日です。

来年は、南大沢でジャンプを見たいと思います。

(アップ直後に一部記事を訂正いたしました。)

2013.07.02

金色に輝く突起のあるサナギ

友人のKさんからメールが来て、チョウのサナギの写真が添付されていた。
自宅で見つけたのだが、金色の突起のある蛹は何でしょうかと言う問い合わせである。

ツマグロヒョウモンのサナギだった。
ツマグロヒョウモンは、最近10年くらいだろうか、東京でも見られるようになった蝶である。
スミレやパンジーが食草で、繁殖力が強いので、急に増えてきた。
どういうわけか成虫の写真は沢山あるのだが、サナギの写真はないので、早速見に行った。

なるほど突起が金色に輝いている。
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先島諸島にいるオオゴマダラは全体が金色のサナギだが、これは突起だけ金色だった。
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これはどういう意味があるのだろうか。
いかにも熱帯系と言うか南方のチョウらしい色である。

ツマグロヒョウモンと言うのはメスの翅の先が黒いからで、こんなチョウです。
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オスはヒョウモン柄だけで、翅の先が黒くはない。
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Kさん宅は、バラや草花がいっぱいの素晴らしい庭で、パンジーも育てているので、良くツマグロヒョウモンが産卵に来ると言う。
奥さまによると、頭のいいチョウで、追い払っても追い払ってもきて、葉に産卵すると言う。それを見つけて駆除すると、次には根元の茎の見つけにくいところに産卵し、それも駆除すると、鉢やプランターに産卵すると言っていた。

初めて多摩川でオスを見た時はなんというヒョウモンチョウかわからず、びっくりしたことを思い出した。
温暖化で関東にも進出したとか、スミレが食草だったのだがパンジーやスミレの園芸種をガーデニングブームで沢山栽培されているから増えたとか言われているが、本当はどうなのだろう。

かなり気の強いチョウで、大栗川で縄張りを張っているオスがツバメを追いかけているのを見たことがある。

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