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2013年8月の8件の記事

オオフタオビドロバチ

ハチマガイスカシバの記事を書いた時に、この蛾について検索するとオオフタオビドロバチ等のドロバチに擬態していると出ていた。
このハチがどんなハチか良くわからないままであったが、偶然オオフタオビドロバチに出会えた。

一週間ほど前にパソコンデスクに向かっている時に、ふと左側にあるベランダに何か飛んできたのが見えた。
あまり見たことがないハチだった。
10cm位の太さの桜の材にドリルで6個穴を開けてペン立てにして、何十年と使っていたものを処分しようとベランダに置いたものにとまった。
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良く見ると、熱心に穴に泥を詰めている。
6個の穴のうち一つはすでに泥でふさがれていて、すっかり乾いていた。
調べてみるとこれがオオフタオビドロバチだった。
まあ、ハチマガイスカシバに似ていると言えば似ているが・・・・

実は泥の下には、狩りをして運んできたガの幼虫と自分の産んだ卵が入っているようだ。

どうしてこんなところの穴を見つけたのだろう。
普通は横向きに積んである竹筒などに産卵すると思っていたのだが。


次の日、ふと見ると、またオオフタオビドロバチが飛んできて最後の穴をふさいでいるところだった。

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口だけで泥を運んであの大きさの穴をふさぐのは大変だと思うが、あっさりと6個をふさいでしまったようだ。

さて、このペン立てはどうしようか。
調べると幼虫か蛹で越冬のようなので、来年成虫が出てくるようだが。

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アオスジアゲハ

まだまだ暑い日が続いていますが、もうピークは過ぎたのだろうか。

先日、大平公園を通りかかると、水道水の水たまりでアオスジアゲハが吸水していた。
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アオスジアゲハは飛ぶのも早く、花に来ても飛びながらの吸蜜が多く、なかなかじっくりと撮影することが難しい蝶である。
吸水時はマクロレンズで撮影するには良いチャンスである。
それでも数秒吸っては飛び立ちを繰り返している。
水たまりの近くにしゃがんでじっとしていると、まわりを飛びながら数秒づつ吸水している。
やがて慣れてくると、だんだん吸水時間が長くなり画面いっぱいくらいに撮れるようになった。
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残念ながら翅の上部が少し欠けてしまった。
でも、これほど近くで撮影したことはなかった。
更にアップにして撮影した。
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脚が緑色だったのは知らなかった。

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コフキトンボ

連日よくも猛暑が続くものだと思うが、今日も暑かった。

長池公園生き物図鑑の観察会は、暑いので8時集合で朝のうちにしようと言う事であったが、8時でもう暑い。
でも、Tさんが姿池で見つけたコフキトンボのオスを撮ることが出来たので良かった。
コフキトンボは長池公園ではなかなか見られないトンボである。
成熟すると白く粉をふいたようになるのでコフキトンボと言う。

ところが、この暑いのに、池の周りの暖まっている鎖がお気に入りのようだ。
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上から見ると、小型のシオカラトンボのように見える。
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いつまでも鎖の上にいるので、飛んでもらってもまた戻ってしまう。
試しに、手を近づけたら、乗って来た。
水面をバックに久しぶりの手乗りトンボを一枚。
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でも、せっかくの顔が翅で隠れてしまっている。
黒いところをバックにさらに一枚撮る。
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今度は顔も胸の模様も撮れた。
バックの見附橋はボケてなんだかわからないが、広角レンズに換える余裕はなかった。
そのあと草に乗ってもらったが、揺れるのは嫌いなのか、すぐに硬いコンクリートに戻ってしまった。

この後、やはり長池公園では珍しい、アオモンイトトンボをTさんに見つけてもらった。

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舘野鴻 絵本「ぎふちょう」 原画展

すでに長池公園の自然館で開催中なのですが、下記原画展を見てきました。
絵本「ぎふちょう」の大きな原画が展示されておりますが、これが実際に見るとびっくりするくらい素晴らしいです。
僕は絵が描けないので、「あー、こんなアングルの、こんな構図の、こんな色の写真が撮りたいなあ!!」 と、ため息が出てしまった。

今日は暑かったせいか、数人の人しかいなくて、じっくりと見ることが出来ました。
絵本や雑誌等もたくさん置かれており、絵葉書も販売されていました。

興味のある方は、是非この機会にご覧ください。
お勧めです。


以前にも舘野さんの展示会がここであり、トークショーもありましたが、今回もトークショーがあるそうです。

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舘野鴻(たてのひろし) 絵本「ぎふちょう」 原画展

長池公園自然館  第二展示室
2013/8/8(木)~8/30(金) 9:00~17:00

長池公園自然館の展示案内


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テングタケ?

連日の猛暑で、写真撮影も滞っている。
ちょっと公園を歩いても、汗びっしょりになり、蚊はブンブンとまとわりついてくる。

それでも先日、自転車で清水入緑地をちょっと通りかかると、たくさんのキノコが出ているのを見つけた。
キノコは何となく敬遠していて、あまり撮らないし、名前を調べたりもしないのだが、時々気にいると撮影してみる。
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1ヶ所で何十ものキノコが出ていて、それが3か所ほどあった。
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毒のあるテングタケのようにも見えるが、似ているテングタケダマシと言うのもあるようだ。
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中には虫にかじられたようなのもあった。
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キノコの好きな知り合いも結構いるのだが、たぶん今後もキノコは、いいのがあれば写真に撮る位にしておこう。

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ハチマガイスカシバ

7月下旬に長池公園で撮った写真ですが、初めて見る虫でした。
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この写真を見て種名がパッとわかる方は相当な昆虫博識な方ですね。
実は、ハチのように見えますが、正体は蛾です。

そこまではわかっても名前がわからなかったのですが、長池公園生き物図鑑には、非常に良く似ているヒメアトスカシバと言うのが過去に登録されていたのでそれだろうと思いました。
しかし、良く調べてみるとハチマガイスカシバと言うのもいて、こちらではないかと思い始めた。
これだと、非常に珍しいとあり、幼虫がどのように育つのかもわからないと書かれていた。

長池公園生き物図鑑にも投稿して問い合わせると、ハチマガイスカシバと言うコメントをもらい、東京未記録とのことでした。

新蛾像掲示板と言うところでも問い合わせたのですが、同じくハチマガイスカシバだろうとのことでした。

漢字で書くと、「蜂紛透翅蛾」とあった。
蜂のように見える、翅の透き通った蛾である。

擬態には、見つからないように背景に紛れ込んで目立たないようにするやり方と、強いものや毒のあるものに似せて目立つようにするのがある。
これは、ドロバチの仲間に似せた後者である。

しかし、この地区にはまだまだ珍しいものが隠れているようで、すごく面白いところだとあらためて思ってしまう。

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本 「虫の呼び名事典」 の紹介

「散歩で見つける 虫の呼び名事典」と言う本を紹介します。
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散歩で見つけることが出来る70種の虫について、白バックの美しい写真に生態写真があり、そこに呼び名の由来が書かれています。さらに、著者のこの虫に対する説明と言うか思いが書かれています。

たとえば、ハンミョウはとても美しい甲虫ですが、「斑猫」と書くとは知りませんでした。
猫のように俊敏に狩りをおこなう斑の虫で付けられたとのことです。

また、カミキリムシは間違いやすいのですが、「紙切虫」ではなく、「髪切虫」です。
髪の毛1本を切るのかと思ったら、髪の毛の束をスパッと見事に切ることによるとのことです。
カミキリを「天牛」とも書きますが、これは触角を牛の角に見立てた中国名とのことです。

中には、散歩で見つけられるかなと言う、ヒメカマキリモドキやアカマダラハナムグリと言う虫もありましたが、こんなちょっと見つけにくいのがあったのもいいです。

個人的には、生きた虫の白バックでのきれいな写真の撮影に興味がありました。
最近ゾウムシなどの小さな虫を撮る事に挑戦していますが、何しろ動きまわり難しいです。
こんな写真の撮影を目指したいです。

著者の森上信夫さんは、昆虫写真家で、「昆虫の食草・食樹ハンドブック」や「樹液に集まる昆虫ハンドブック」などたくさんの本を出されています。


先日、長池公園に興味を持たれて来られたので、ご案内しました。
その時に早速白バック写真のノウハウなど、たくさんのことを教えていただきました。
また来たいとおっしゃっていましたので、昆虫写真家にとっても、当地は良いところのようです。


散歩で見つける 虫の呼び名事典
写真・文 森上信夫
発行   株式会社世界文化社
定価   1,500円+税
発行日  2013/7/15


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カタシロゴマフカミキリ

伐採木の置き場には、時期を変えて次々といろいろなカミキリムシが出てくる。
6月にあれほどいたキイロトラカミキリは、全く見られなくなってしまったが、最近はカタシロゴマフカミキリとヨツスジトラカミキリがいる。

このカタシロゴマフカミキリは体長20mm弱だが、じっと伐採木の上にいるとまったく見つけにくい。
ここにいますが、わかりますか?
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中央やや右にいます。写真クリックして拡大で見てください。
でも、わかりにくいですよね。
これを拡大してもまだわかりにくい。
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触角があるので、どうにかわかる。
これも動いていたからわかったので、じっとしていたらわからない。
まあ、横から見ればわかりますが。
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カミキリムシは日本でも800種くらいいて大変人気のある昆虫です。
まだまだこのあたりでも、見たことがないのが出てきそうで、楽しみです。

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