« 秋晴れの日 長池公園 | トップページ | 紅葉の頃なのに蝉がいた »

カバマダラ

台風26号は伊豆大島に大きな被害をもたらしたが、そのあとの27号も同じようなコースで大型だと言う。
更に28号も出来ていると言うが、一体どうなっているのだろう。
毎週の到来である。

この南方で発生する台風は南方の鳥を連れてくることがあり、台風の去った後に太平洋岸では日本では珍しい鳥が見られることがある。銚子にわざわざ見に行く人もいるようである。

同じように、沖縄付近を通過した後に本土へ近付く台風は、時に沖縄のチョウやトンボを連れてくることがある。
そんな台風が連れて来たのかどうかは定かではないのだが、夏ごろから横浜市の公園で、カバマダラと言う沖縄のチョウが複数見られていた。

何年も前に宮古島でスジグロカバマダラと言うのは見たが、その時カバマダラには出会えなかった。
横浜で見られるのならと一週間ほど前に行ってみた。

その公園にはフジバカマが植えられていて、そこに飛んでいた。
5a125540w800


そのうち花で吸蜜を始めた。
5a125452w800


このチョウは、トウワタやフウセントウワタが食草でこれには毒を含んでいる。
幼虫の時に盛んに食べるので成虫も毒を含んでいる。

ツマグロヒョウモンのメスは、このカバマダラに擬態していると言う。
確かに似ている。
(以前、別の場所で撮影したものです。)
S9071697w800


ちなみにスジグロカバマダラは名前の通り黒いスジが多いが、これも毒を含んでいる。
(以前、宮古島で撮影したものです。)
P6181409w800

東京のツマグロヒョウモンのメスが、基本的に沖縄にしかいないチョウの真似をしても、捕食者の鳥は学習してないので効果があるのだろうか。
何故メスだけが擬態して、オスはふつうのヒョウモンチョウの模様なのかも、仮説は色々あるが不明だそうである。

この公園にはトウワタはないので、仲間のガガイモに産卵して世代交代しているそうだ。

残念ながら行った時はメスの産卵は見られなくて、数頭のオスしか見られなかったが、優雅に飛び回っていた。
5a125597w800


その後、台風26号が来て、この公園は災害時の遊水池なので、全体が水没してしまったと言う事で、ほとんど見られなくなってしまったようだ。
九州あたりでは以前は見られなかった沖縄のチョウが見られるようになったりしているので、関東あたりでもだんだん見られるチョウやトンボも変わってきそうである。

|

« 秋晴れの日 長池公園 | トップページ | 紅葉の頃なのに蝉がいた »

コメント

カバマダラは見たことがありません。
そのうち東京あたりでもツマグロヒョウモンのように普通種となってしまうのでしょうか。

以前、蝶の写真を知人に看せたところ

- 素人の感想ですが、ヒメアカタテハってツマグロヒョウモンに似てますね

と言われるのです。
それで初めて気がついたのですが、同じタテハチョウ科というより、どっちもカバマダラに擬態していたのですね。
ヒメアカタテハは世界中に分布していてカバマダラとも棲息域がかなり重なっているはずです。

投稿: 黒猫 | 2013.10.23 01:47

黒猫さん、こんばんは。

そうですね、ヒメアカタテハは、一番世界中に分布を広げたチョウと言われていますね。
確かにヒメアカタテハもカバマダラに似ていますね。
カバマダラは、ツマグロヒョウモンのようにはならないと思いますが、見る機会は増えてきそうな感じです。


投稿: | 2013.10.23 22:00

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 秋晴れの日 長池公園 | トップページ | 紅葉の頃なのに蝉がいた »