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2013年11月の9件の記事

樹皮下で越冬する虫を撮る

デジカメの進歩で微小昆虫も簡単に撮れるようになった。
でも、本当にきちんと撮ろうとすると、今の機材をもってしても簡単にはいかない。

まだまだ、狙っているようには撮れないが、少しは上達しただろうか。

寒くなって、虫も少なくなってきたが、樹皮下で越冬するゾウムシがいることを知り、今でも撮影を楽しんでいる。

一番多いのはケヤキ樹皮下のヒレルクチブトゾウムシ。
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色がいろいろバラエティーに富むアカアシノミゾウムシ。
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これは、コゲチャホソクチゾウムシだろうと思う。
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やはり、ツインストロボを使うと光がまわって自然に撮れる。
これらは、2mmほどから、5mmほどだろうか。
被写界深度が浅いので絞って撮る。
光のまわり方など、まだまだ、いろいろと工夫をして楽しんでいる。

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小山田方面

昨晩は強風と雨であったが、今日は穏やかな暖かい日となった。

最近、尾根幹線向こうの小山田に足が向かうようになった。
開発された尾根幹線の北側は多摩ニュータウンとなり、南側は何とも心落ち着く昭和の風景がある。

西日を浴びた、農家の裏山が紅葉しはじめているのが何とも言えずいい。
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畑仕事をしている女性が二人いた。
鳥対策と霜除けの覆いをしているとのことであった。
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雑木林に囲まれた様なところに畑があった。
ここでも、農家の方が畑の手入れをしていた。
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小山田緑地のトンボ池で休憩してコーヒーを飲んだが、何とものんびりした気分となった。
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ここではナツアカネやコノシメトンボがまだ飛んでいた。

この辺りは、春夏秋冬の良さがあると思うので、これからも通いたいところである。

ここのケヤキの樹皮裏にはヒレルクチブトゾウムシが何匹もいて、アカアシノミゾウムシも仲良く一緒に越冬していた。
今年はゾウムシを集中的に撮影したのだが、目標の100種には遠く及ばなかった。
この話はまとめてそのうちに載せたいと思っている。


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南大沢近辺で南アルプスを見る

冬型の天候となって、空気も澄んできたので、山がきれいに見れるようになった。

そうなると、毎年であるが、真っ白な雪の南アルプスを見たくなってくる。
丹沢や道志、奥多摩の山はまだ雪をかぶっていないので、頭だけ白く見える富士山、そして津久井湖あたりの山の切れ目から遠望できる真っ白な南アルプスは美しい。

2年前にも載せたのだが、尾根緑道を東の方へたどって行くと桜美林のグランドのあたりから見え始める。
小山田桜台の手前あたりから見るとこんな感じで、橋本駅のマンション群とArioの間に遠望できる。
今日は残念ながら少し朝からかすんでいたのだが、こんな感じで見えた。

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これを、カシミールというソフトで調べると左に農鳥岳と西農鳥岳、右に間ノ岳が見えるようだ。

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よこやまの道の東の始点あたりへ行くと、手前の山々がだんだん低く見えてくるので、塩見岳も見えてくる。


ちなみに今日撮ったところからは、こんな風に丹沢の上に頭だけ富士山が見え、右は高尾山の方まで見える。

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(写真をクリックすると拡大します)


この右の方の小さな白い南アルプスを、35mmフィルム換算600mmの望遠レンズで切り取ったものである。
きっと高層マンションの最上階からはもっと良く見えるところがあるかもしれないが、立地が橋本に近いところ、低地のところでは無理なので、難しいかもしれない。


以前の記事はこちらです。→クリック

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南大沢近くの紅葉

晴れの日が続いて、紅葉が進んでいる。

南大沢の近くでも、まるで鎌倉に行ったような歴史を感じのお寺があるので紅葉はどうか行ってみた。

下柚木にある永林寺は、大きな境内の戦国時代に出来た曹洞宗のお寺です。

立派な山門には大きな仁王像もある。
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でもモミジの紅葉には少し早かった。

ここの三重塔は素晴らしいが、紅葉を入れて秋らしく撮ろうとすると難しい。
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裏の墓地の更に上に由木城址がある。
ここで、ツツジが一輪だけ咲いていた。
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ここは、冬の雪が降った時や、春の花の時期にも撮ってみたい。


鑓水に行くと永泉寺があり、ここはイチョウもカエデもきれいに色づいていた。
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今年はケヤキの紅葉も素晴らしく、まだまだ楽しめそうだ。

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キボシカミキリ

いっきに冬の気候になってしまった。

こうなると花も虫も少なくなってしまう。
しかし、良く見ればまだ活動している虫もいる。
この時期に集まってくるのがカメムシやテントウムシ。
集団で越冬する場所を探している。

キボシカミキリも集まっていた。
以前、大和市の公園でたくさん集まっているのを見たが、南大沢でも集団を見つけた。
寒くなってくるとあまり動かないので撮影には好都合である。

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触角も長くなかなか良い形である。
なぜか、体長が20mmくらいから、35mmくらいのまでずいぶん違うのがいた。


今年は越冬昆虫を探してみようかと思っている。

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高嶋 清明 写真展 「昆虫空間」

いよいよ紅葉が進み、昆虫を見かけることも少なくなってきた。

そこで、昆虫写真の刺激を受けにオリンパスプラザ東京で開催されている、高嶋 清明 写真展 「昆虫空間」を見てきた。

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この案内状の上の写真はノコギリクワガタの飛翔で、これを大型のプリントでピントが決まっているのを見ると迫力がすごい。
飛翔写真がたくさんあり、どれも素晴らしい。
また、マクロレンズで超近接撮影を何枚もしての深度合成写真も沢山あった。
カブトムシの超アップの深度合成があったが、来年はこんな写真に挑戦してみたいと思った。
直接高嶋さんから撮影のテクニックなども聞かせてもらい、大変参考になった。

高嶋清明さんは、以前海野和男さんの助手をされていて、現在山形にお住まいで、地元を中心に撮影されている。
そこでのアオスジアゲハ多数の乱舞の写真などもあった。

水曜日の午後3時まで開催されていますので、昆虫写真に興味のある方はぜひご覧ください。

詳しくは、関連するページをリンクしますので、参考にしてください。

オリンパスプラザ東京の写真展のページ

高嶋清明さんのホームページ

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東京の大地を探る

南大沢の首都大学東京に91年館というのがあるのを、南大沢にお住まいの方でどのくらいが知っているのだろうか。

南大沢駅から首都大に歩いて、正門の前で左に曲がり100mほどのキャンパスの西のはずれにある。

実は僕も、入ったのは以前八王子市のある説明会があった時に一度だけである。
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学園祭の会場で、企画展「東京の大地を探る」というのを、11月10日(日)まで毎日観覧無料でやっていると言うので行ってみた。ちなみに時間は11時から17時までである。
簡単な展示ではあるが、興味深い事がいくつもあった。


まず最初に、「都市と郊外の土台を探る」と題して、「1300万人が住む東京は、地下に3つのプレート(北米、フィリピン海、太平洋)があり、地学的に見て非常に特殊な場所で、大地震が非常に発生しやすく、過去に大震災を何度も経験している。また、西の富士山の噴火の影響で、火山灰の被害も何度も受けているという事で、常に大災害を意識しながら生活する必要がある。」とあった。
最近ラジオで、「世界中で発生する地震の10%は日本付近である」と言う事聞いて、うーんと唸ってしまった。
高層ビル、地下街、高速交通、埋め立て、造成の中で暮らしている現代は、同じ地震が発生しても、過去の時代とは全く違う被害となってしまう可能性がある。
過去の災害も数百年も経つと何世代も前のこととなり、現在の人たちには自分のこととして受け止められなくなってしまっている。
東日本大震災以降人々の考えも変わったと思うが、まだまだ自分を含め実感を伴っていない様な気がする。

この展示では、自然を知るには地形地質を理解することが必要とあり、立川断層の事も書かれていた。


また、以前HP「南大沢の自然」にも載せたのだが、大変興味がある「古代相模川は南大沢付近を流れていた」というパネルもあった。
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地層を調べると、府中市浅間山のあたりまで相模川の痕跡があり、ここまで入り込んでいた海に流れていたと言うのである。
これは大変興味深い。


この展示は日曜日までですが、常設展として「動物系統分類学」身近な昆虫アリの世界など、7つの展示がありました。
ちなみに、この91年館は、学芸員養成課程展示室として火曜日から金曜日まで見学できるようです。
近くの方はちょっと寄ってみてはいかがですか。


参考に、以前のHPの記事の抜粋を載せます。
興味のある方はご覧ください。

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相模川は東京へ            (2002/04/29)


相模川は、はるか昔には南大沢を通って東京へ流れていたというのを知ってましたか。
南大沢に引っ越してきて初めて知りました。

相模川は現在、桂川や道志川、中津川が集まって、時計回りに丹沢山塊をぐるっと回り込んで相模湾に流れています。
現在では相模川が東京へなんて考えられないのですが、それは50万年前の事なのです。

内裏谷戸公園にそのことが書かれています。
宮上小学校のニュータウン通り側の入り口のすぐ上に証拠の地層があります。
説明版がいたずら書きをされており大変読みにくかったのですが、作りかえられてきれいになりました。
その脇に階段があり、下から見ると上の関東ローム層と下の御殿峠レキ層が中段で別れています。
(実際には見ただけではよくわからないのですが。)
この御殿峠レキ層に含まれる岩石は、丹沢山地にある岩石に似ており、多摩川上流の秩父山地の岩石とは異なるそうです。
このころ、相模川は津久井湖付近から、北東に向かい南大沢付近を流れていました。

この下にはさらに古い時代の平山層というのがあり、貝の化石が含まれています。
このあたりまで海が入り込んで河口だったそうです。
上由木の陸上競技場の下、大栗川との間に神社があります。
12年ほど前に、ここの崖に貝の化石を見に行ったことがあります。
いろいろな貝がありました。しかし、これは印象化石と言って、貝は溶けてしまい、貝の形や特徴が泥や砂に置き換えられたものです。
今はこの崖はなくなってしまったようです。
当時、由木図書館で借りた、「日曜の地学4 東京の自然をたずねて」に、これらの詳しい解説が載っているのを見て、貝の化石を見に行きました。まだ、南大沢駅の北側には何もなかったころです。もちろん駅もありませんでした。
この本は、今では由木図書館にはなく、南大沢図書館に新訂版がおいてあります。

たまには、こんなはるか昔のことを考えるのも楽しいですね。

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南大沢の紅葉

今日は風もなく、雲もなく、青空で暖かく気持ちの良い小春日和となった。

街路樹が色づき始めた。
早いのはカツラで、もう散り始めているのもあり、地面の葉からは飴のようなにおいが漂い始めている。
今年はケヤキ並木の紅葉もきれいに思える。

モミジバフウ(アメリカフウ)の紅葉を見に首都大学へ行ったら、今日が学園祭の最終日でにぎわっていた。
構内北側のモミジバフウは、だいぶ赤くなって、秋の太陽の日を浴びていた。
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これは強烈な赤だが、昨日は曇り日で紅葉もしっとりしていた。
まだこれからだが、長池公園の木々も少し紅葉しはじめている。
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長池公園北側のバス通りの街路樹は陽光(桜の種類)だが、これも紅葉がきれいだ。
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ちなみに3月下旬は、こんな満開の陽光で、コナラなど葉も出ていないのでやはり春という感じですね?!
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天候の関係か、今年は紅葉がきれいなので、これからまだまだカエデ・イチョウと楽しめそうだ。

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スジグロシロチョウ

昨日は、久しぶりに銀座へ出かけて、二つの写真展を見てきた。

一つはホームページ「南大沢の自然」で紹介した、関洋さんの「都市蝶」という写真展
日比谷公園のゴマダラチョウや、上野公園のサトキマダラヒカゲなどワイドレンズで撮影してとても素晴らしい。

もう一つはニコンサロンの藤田 満写真展「海に日は照る」を見た。
こちらも個人的には感動するほど良かった。

さて、南大沢に戻ります。
先日、天気の良い日に鑓水の田んぼへ行ってみたら、沢山のチョウが見られた。
その中で、スジグロシロチョウが大根畑で舞っていた。
そして、どうも産卵しているようである。
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飛び立った後に、この辺りに産卵したなと、大根の葉を見ると、小さな卵が見つかった。
長細い、筋が入ったきれいな卵である。
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これから、蛹になって越冬するのだと思うが間に合うのだろうか。

ところでスジグロシロチョウの仲間は、スジグロシロチョウ、ヤマトスジグロシロチョウ、そして北海道にはエゾスジグロシロチョウがいる。
識別が難しいので、ここではスジグロシロチョウとしておきます。

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