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2013.05.29

ウマノオバチ産卵?

ウマノオバチと言うのは知っていたし、見てみたいとは思っていたが、地域によっては絶滅危惧種に指定されていると言う事で、簡単には見つからないと思っていた。

ところが、この5月9日に初めて見て、22日に長池公園で見て、更に25日にまさかの産卵の様子?を観察できた。全部別の場所である。
短期間に、別の日に別の場所で見ているのだが偶然だろうか?
それとも、今年は寄生バチが多いとも聞いたが、そうなのだろうか?

25日、横浜の谷戸で観察会が始まる前に昆虫研究家のYさんにお会いして、4月にここで撮影したウマノオバチのきれいな写真を見せてもらい、産卵の様子を教えてもらった。

そして午後、もしかしたらウマノオバチがいるのではと、昨年シロスジカミキリの脱出が見られたと言う栗林に行ってみた。
そこで、まさかと思ったがウマノオバチに出会えた。

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今度は落ち着いて撮れた。
やがて、シロスジカミキリの脱出口に近づいて行った。

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そして中に入って行き、あの長い尾も完全に見えなくなった。

朝方産卵時の模様を聞いていたので、やがて出てくると待っていたら、ほどなくして穴の入口まで姿を現し、もごもごと動いている。

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この時に産卵しているらしいと言う事である。
5分ほどたっただろうか、もう少し出てきたから、再度穴に潜り始めた。
今度は違う方向に探しに行くのだろうか、なんとなく上の方に入り込んで行った。

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残念ながら、ここでこの場所を離れたので、その後同じ行動をとったかどうかはわからない。

あの異常に長い産卵管をどうやって幹に突き刺すのかと思っていた。
他のハチでは幹に垂直にさしこんでいくのもいるので。

しかし脱出口から入り込んで幼虫を探すとは思わなかった。
それも中の様子がわからないので、同じ幼虫にいくつも産卵するのか、あの穴はトンネルがいくつもあって複数の幼虫がまだいるのか、そもそも本当に産卵しているのか、良くわからない。

しかし、今回はじっくりと撮ることが出来て良かった。
事前に様子を教えてくれたYさん、栗林で見つけてくれたMさんに感謝です。