この鳥は何だかわかりますか?
野鳥を見始めたのは、35年前だろうか?
日本野鳥の会東京支部に入って、多摩川、高尾山、多磨霊園、明治神宮と色々なところの探鳥会に行ってだんだんと野鳥の名前も覚え、友人も沢山出来た。
やがて、遠出探鳥会の富士山麓、伊良湖崎、伊豆沼、北海道へのフェリー探鳥会などにも参加する頃にはスコープや双眼鏡ももそろえ、やがてスコープにコンパクトデジカメをつけてデジスコ撮影を始めた。
そんな時、多摩市の多摩川と大栗川合流点に毎年ヤマセミが現れるようになると、どうしてももっと良い写真が撮りたくなってきた。
そして当時のフィルム一眼レフカメラと500mm望遠レンズを手に入れた。
そして、初めて撮ったのがこの鳥だったので、とても思い入れがあり、今でもいちばん好きな鳥である。
この鳥は、ジョウビタキのメスです。
何故か、この顔がいい。
デジスコやフィルムカメラに比べると、今のデジタル一眼やミラーレスによる野鳥写真はなんとも楽になり、写真の出来もけた違いである。
うまい人は以前のフィルム時代にもたくさん良い写真を撮っているが、自分の写真はピントの甘い証拠写真ばかりである。
考えてみれば、ピントは全て手動で、36枚でフィルムがなくなるので連写なんてめったにできない。
今は、高速連写にプロキャプチャ、追尾フォーカス、それに一枚ごとでもISO感度が変えられるなど以前では考えられない機能で、使いこなせているのかと自分に聞きたくなる。
マイクロフォーサーズのミラーレスにしたら、望遠レンズでも超軽量で、800mm相当で撮っているが、三脚を使ったことがない。
もっとも、最近は野鳥撮影の比率は減って、地元の昆虫や草花、風景等写真撮影を楽しんでいる。
以前のように遠出はしないが、地元でも撮影しきれないくらいの被写体に恵まれているのがとてもいい。
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