オオイヌノフグリ

今日の午前中も、昨日に続いて寒い雨が降っている。

しかし、さすがに3月の下旬ともなれば、野草も沢山咲き始めた。

小山田端自然公園では、この間の土日が、年一度のカタクリの花公開日だったが、以前ほどではないが沢山咲いていた。

オオイヌノフグリは、晴れればいたるところに沢山咲いているが、絶滅危惧種である在来のイヌノフグリはまだ見たことがない。

この近辺にも、細々とはあるようなので、いつか見つけてみたい。

オオイヌノフグリは、いつもなかなか良い写真は撮れない。

ふつうは横から2本の雄蕊にピントが合うように撮影するが、今回真上から深度合成で撮ってみた。

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普通に撮ると、蕊の先だけにピントが合ってあとはボケてしまう。

この写真を拡大してみるとこんな感じである。

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花の中央部分がこんな感じとは知らなかった。

 

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コスミレ (カメラ内深度合成)

昨日、ハコベを撮影した時に、ほかの野草もいろいろと撮影し、深度合成もしてみた。

清水入緑地では、以前それは見事なコスミレの群落があったのだが、だんだん少なくなってきてしまった。

それでも、そこかしこにちょうど今咲き始めている。

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これは、60mmマクロレンズで、絞りF3.2で1mくらい離れての撮影であるが、この写真でははっきりしないが拡大すると、中央の花の唇弁だけにピントが合っていて、あとはボケてしまっている。

そこで絞りをF8にして、撮影したのが次の写真です。

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後ろの花にもピントが合っているが、背景のボケがうるさくなり花が浮き立たない。

こんな時に深度合成はどうかといろいろ試したら、こんな風になった。

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絞りはF2.8ですが、花全部にピントが合って、しかも背景はボケたままである。

カメラ内深度合成すると周辺がカットされるので、画角は違ってきています。

この時のデータは次の通りです。

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro
ISO感度400、F2.8 1/4,000秒
フォーカスステップ 4


実はこの時に何度も失敗しています。

風があるので花は常に揺れて、それもバラバラの方向に動く。

こんな時に撮影すると、カメラはしばらく考えているが、深度合成はできませんと表示されてしまいます。

昨日載せたハコベのように茎を手で持つ事もできないので、ひたすら風が来ない時を待ち、しかもシャッタースピードはなるべく早くして短時間で8枚撮り終わるようにします。

もう一つ重要なのが、フォーカスステップです。

この時はステップ4ですが、8枚撮って花びらにピントが合っているのは4枚で、手前2枚、奥2枚はピントが外れているので、多分4枚の合成でできているのだと思います。

では、ステップ1か2で撮影するともっとシャープに写るかというと、花の揺れを拾ってしまうのか、花びらが2重線になってしまいました。

ステップ10では2枚しかピントが合っていなくて、あとは前後にピントが外れて中央部分がピンボケでした。

つまり、どのレンズで、何cm離れて、ステップをいくつにすると、8枚撮影でピントが合うのは何センチから何センチとデータが必要になります。

どなたか調べた方がいるかもしれませんが、今度自分で確認してみようと思います。

なんだか、コスミレの季節便りよりも、撮影方法の説明になってしまいましたね。

まだまだ、試行錯誤中です。


 


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写真展その後

昨年12月に、長池公園自然館にて写真展「身近な自然を楽しむ2(南大沢とその周辺)」を開催し、おかげさまで大変好評でした。

しかしながら、4年前の写真展では会期が4週間でしたが、今回は2週間でした。

そのためか、終了後に「もう終わってしまったの?」、「行こうと思っていたのだが、残念ながら都合がつかなくて行かれなかった。」と言うような言葉を大勢の方から掛けられました。

また、広報や案内が不足だったのか、気がつかれなかった方もいらしたようです。

そこで、全作品を写真展会場と同じように見られるページを作成しました。

本来は、展示会場の大きさで見て頂きたいのですが、Web上ではどうしてもサイズが小さくなってしまいます。
でも、全体の雰囲気は見て頂けると思います。

下記をクリックで開きますので、ご覧になられなかった方、よろしくお願いいたします。

自動のスライドショーではないので、画面下のボタンで進めてゆっくりとご覧ください。

2014年写真展全作品集


実は、2010年写真展全作品集よりも見やすいスライドショーを作ったのですが、どうしてもうまくアップできず、体裁が崩れてしまったり、写真の一部が抜けてしまい、何度もトライしたのですが、私のスキルでは解決しませんでした。

PCも、だいぶおかしな動作をするようになったので、そのせいかもしれません。

非常に単純な形となってしまいましたが、今回のものでご覧ください。

ちなみに今回の写真展で一番人気の写真は、「大きな虹」でした。

一番問い合わせが多かったのは、「コウモリ飛ぶ」で、撮影方法についてでした。

また、深度合成の質問も多かったです。


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ツユクサ

毎週日曜近辺に大型台風が来るというサイクルになっている。
まあ、自然相手では、備えるほかないのだろうが。


道端に咲くツユクサは良く見るが、なかなか撮影することはない。
今回、目的を持って、撮影してみた。

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これはツユクサの花を少し横から中央の蕊にピントを合わせて撮影した。
まあまあ、ピントは合っているが、かなり近寄っての撮影なので、花びらや葉はボケている。
これはコンパクトデジカメだが、一眼デジカメでは画像素子が大きいので、もっとボケてしまう。

もう少し全体にピントを合わせようとするには、絞りを絞って撮るが、そうするとシャッタースピードが遅くなり手持ち撮影が厳しくなってくる。

それでは、この写真はいかがでしょう。

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前の写真と全く同じ構図ですが、向こう側の花びらにも、葉にもピントが合っている。

実は、ピントを少しづつずらしながら8枚撮影して、ピントが合っているところだけを合成したもので、深度合成と言う処理をしている。
ちなみに、これはカメラがぶれないように膝の上で固定しての手持ち撮影である。

通常深度合成と言うのは結構大変な作業で、パソコン上で専用ソフトを使用して行うが、OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough と言うカメラでは、1秒くらいで8枚撮影し、数秒で自動的に合成してしまう。
これは画期的で、今、小さな虫や花を撮るカメラマンが注目しているカメラである。

南大沢昆虫便り」では、この撮影で昆虫をたくさん撮って紹介していますが、植物でもいいなと思っています。

植物写真家のいがりまさしさんが、このカメラでの植物撮影について紹介しています。

花の撮影ではあまり使っていないのだが、これからもっと良い使用法を試していきたいと思っている。


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高田誠写真展

長池公園の自然館で写真展が開かれていますので紹介します。

高田誠写真展    天空(そら)の章・大地(つち)の章・命水(みず)の章

  日時:12月4日~12月25日   9:00~17:00

  場所:長池公園自然館第2展示室
  費用:無料

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長池公園の紹介ページ

高田誠さんのHP


風景、森、植物などが撮影されていて、アメリカでの写真も入っています。

そして、入口の言葉がいいです。
高田さんのHPの自己紹介のページでも同じような言葉が書かれていました。

最近読んだ、倉本聰さんの「ヒトに問う」で言っていることにも、共通することがありますね。
今のあまりにもエネルギーを必要とする経済優先の生き方を見直してはという点です。

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樹皮下で越冬する虫を撮る

デジカメの進歩で微小昆虫も簡単に撮れるようになった。
でも、本当にきちんと撮ろうとすると、今の機材をもってしても簡単にはいかない。

まだまだ、狙っているようには撮れないが、少しは上達しただろうか。

寒くなって、虫も少なくなってきたが、樹皮下で越冬するゾウムシがいることを知り、今でも撮影を楽しんでいる。

一番多いのはケヤキ樹皮下のヒレルクチブトゾウムシ。
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色がいろいろバラエティーに富むアカアシノミゾウムシ。
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これは、コゲチャホソクチゾウムシだろうと思う。
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やはり、ツインストロボを使うと光がまわって自然に撮れる。
これらは、2mmほどから、5mmほどだろうか。
被写界深度が浅いので絞って撮る。
光のまわり方など、まだまだ、いろいろと工夫をして楽しんでいる。

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小山田方面

昨晩は強風と雨であったが、今日は穏やかな暖かい日となった。

最近、尾根幹線向こうの小山田に足が向かうようになった。
開発された尾根幹線の北側は多摩ニュータウンとなり、南側は何とも心落ち着く昭和の風景がある。

西日を浴びた、農家の裏山が紅葉しはじめているのが何とも言えずいい。
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畑仕事をしている女性が二人いた。
鳥対策と霜除けの覆いをしているとのことであった。
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雑木林に囲まれた様なところに畑があった。
ここでも、農家の方が畑の手入れをしていた。
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小山田緑地のトンボ池で休憩してコーヒーを飲んだが、何とものんびりした気分となった。
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ここではナツアカネやコノシメトンボがまだ飛んでいた。

この辺りは、春夏秋冬の良さがあると思うので、これからも通いたいところである。

ここのケヤキの樹皮裏にはヒレルクチブトゾウムシが何匹もいて、アカアシノミゾウムシも仲良く一緒に越冬していた。
今年はゾウムシを集中的に撮影したのだが、目標の100種には遠く及ばなかった。
この話はまとめてそのうちに載せたいと思っている。


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南大沢近辺で南アルプスを見る

冬型の天候となって、空気も澄んできたので、山がきれいに見れるようになった。

そうなると、毎年であるが、真っ白な雪の南アルプスを見たくなってくる。
丹沢や道志、奥多摩の山はまだ雪をかぶっていないので、頭だけ白く見える富士山、そして津久井湖あたりの山の切れ目から遠望できる真っ白な南アルプスは美しい。

2年前にも載せたのだが、尾根緑道を東の方へたどって行くと桜美林のグランドのあたりから見え始める。
小山田桜台の手前あたりから見るとこんな感じで、橋本駅のマンション群とArioの間に遠望できる。
今日は残念ながら少し朝からかすんでいたのだが、こんな感じで見えた。

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これを、カシミールというソフトで調べると左に農鳥岳と西農鳥岳、右に間ノ岳が見えるようだ。

Tokiwa

よこやまの道の東の始点あたりへ行くと、手前の山々がだんだん低く見えてくるので、塩見岳も見えてくる。


ちなみに今日撮ったところからは、こんな風に丹沢の上に頭だけ富士山が見え、右は高尾山の方まで見える。

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(写真をクリックすると拡大します)


この右の方の小さな白い南アルプスを、35mmフィルム換算600mmの望遠レンズで切り取ったものである。
きっと高層マンションの最上階からはもっと良く見えるところがあるかもしれないが、立地が橋本に近いところ、低地のところでは無理なので、難しいかもしれない。


以前の記事はこちらです。→クリック

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北国でアートフィルター

一カ月ぶりに東京へ戻ったら、暑いですねやはり。

北国では、もう虫はあまり見られず、わずかにヒョウモンチョウやアカトンボの類が見られたくらいでした。
前回のオツネントンボは一ヶ所だけで他では見られませんでした。
まあ、風景写真は広々としたのが撮れるので、ワイド系のレンズでそれなりに撮りました。

OLYMPUS E-P5 は、アートフィルターが12種類あり、それがオリジナルを保存したまま12種類全部を一度のシャッターを切れば自動保存されるようになったのでそれを試してみました。
アートフィルターはコンデジでも付いているのもあり、うまく使えば面白いです。

北国の風景にアートフィルターを掛けたものをいくつか紹介します。

フィルターなし
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リーニュクレール
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デイドリーム
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ポップアート
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ドラマチックトーン
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アートフィルターは嫌いな方もいるでしょうが、一つの表現方法として使えば面白いと思います。
まあ、これはその人の好みですから、自分が気に入ればいいのでは。

さて、南大沢ではまだまだ沢山昆虫もいますね。
これから、いつものように戻りますね。


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写真展のお知らせ 2件

2件の写真展についてお知らせいたします。

毎年1月に実施しているグループ展についてです。
19名で各2点の自然写真で、野鳥、野草、昆虫、風景と各自得意分野の写真を出展します。
私は、今回昆虫の写真2点です。
場所は東神奈川駅近くですので、お近くの方、横浜の方へ行かれる方はお寄りください。
私の当番日は、1月28日最終日です。


第9回里山写真クラブ作品展
かなっくホール、ギャラリーA
平成25年1月23日(水曜)~28日(月曜)
午前10時から午後6時まで

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もう一つは、長池公園自然館の写真展です。

冬の長池公園写真展

2013年1月16日~3月18日
長池公園自然館 第2展示室

私も姿池と築池の雪景色を出展しています。
長池公園に行かれたら、是非自然館にもお立ち寄りください。

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