本 「虫の呼び名事典」 の紹介

「散歩で見つける 虫の呼び名事典」と言う本を紹介します。
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散歩で見つけることが出来る70種の虫について、白バックの美しい写真に生態写真があり、そこに呼び名の由来が書かれています。さらに、著者のこの虫に対する説明と言うか思いが書かれています。

たとえば、ハンミョウはとても美しい甲虫ですが、「斑猫」と書くとは知りませんでした。
猫のように俊敏に狩りをおこなう斑の虫で付けられたとのことです。

また、カミキリムシは間違いやすいのですが、「紙切虫」ではなく、「髪切虫」です。
髪の毛1本を切るのかと思ったら、髪の毛の束をスパッと見事に切ることによるとのことです。
カミキリを「天牛」とも書きますが、これは触角を牛の角に見立てた中国名とのことです。

中には、散歩で見つけられるかなと言う、ヒメカマキリモドキやアカマダラハナムグリと言う虫もありましたが、こんなちょっと見つけにくいのがあったのもいいです。

個人的には、生きた虫の白バックでのきれいな写真の撮影に興味がありました。
最近ゾウムシなどの小さな虫を撮る事に挑戦していますが、何しろ動きまわり難しいです。
こんな写真の撮影を目指したいです。

著者の森上信夫さんは、昆虫写真家で、「昆虫の食草・食樹ハンドブック」や「樹液に集まる昆虫ハンドブック」などたくさんの本を出されています。


先日、長池公園に興味を持たれて来られたので、ご案内しました。
その時に早速白バック写真のノウハウなど、たくさんのことを教えていただきました。
また来たいとおっしゃっていましたので、昆虫写真家にとっても、当地は良いところのようです。


散歩で見つける 虫の呼び名事典
写真・文 森上信夫
発行   株式会社世界文化社
定価   1,500円+税
発行日  2013/7/15


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ずかん「むしの顔」の紹介

たまたま朝4時半ごろ目を覚ましたら、シジュウカラやウグイスが、昼間とはまったく違って数多く元気よく囀っていた。
そう言えば、野鳥は夜明けが一番囀るので、野鳥観察をしていた頃は、暗いうちに起きて出かけたものだったが、最近は昆虫や野草の撮影が多いので、遅くなってしまった。

ところで、グループ写真展も一緒で、昆虫撮影にも同行している伊藤年一さんが、ずかん「むしの顔」というのをこの4月11日に出版した。

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どんな本だろうと心待ちにしていたのだが、これが素晴らしい図鑑で、虫の顔を集めただけでなく、虫の基本的なことがわかりやすく書かれており、振り仮名もふってあるので、子供でも楽しめる。
文章もわかりやすく、かわいいイラストも見やすく、テントウムシのはん紋の型や昆虫の撮影方法まで解説してある。

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虫に興味のある方はぜひ手に取ってご覧ください。

伊藤さんは、図鑑の編集を長年され、幼虫図鑑の編集もされた方です。昆虫の顔の写真展キヤノンギャラリーで行い、2010年3月から読売新聞で「昆虫百面相」というフォトエッセイを1年間連載しました。また、テレビの「面白動物王選手権」でテレビチャンピオンにもなった、大変ユーモアのある方です。

技術評論社発行、2680円、B5判、128ページです。

本の紹介

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