桜 狂い咲き
今年の夏は本当に暑く、過去最高の猛暑と言われていますが、そのせいか10月に狂い咲きしているサクラが多いです。
最初に異変に気付いたのは、他のサクラの木にはまだ葉が十分あるのに 大平公園の池のところのタマノホシザクラが枯れたのかと思うくらい、早々に葉をすべて落としてしまった。
ところが最近通りかかって、この木に葉が出てきていることに気が付いた。さらによく見ると花が咲いている。
その花をよく見てまたビックリ。
何と、とてもタマノホシザクラの花とは思えない違う花である。
濃いピンクで上向きに咲いて、ガクは星型ではなくさらに大きい。
同じ枝に白い花も咲いていた。
この木の隣にはもう枯れたしまったのだが大きな桜の木があった。
その木は10月にも必ず花が咲いていたのだが、これが何かこちらに影響を及ぼしていたのかと思ったが、それは間違いだったようだ。
というのは、今年の異常気象のせいか、狂い咲きがその後沢山見つかった。
小山内裏公園のタマノホシザクラも、ヤブザクラも、カワウザクラも狂い咲きした花がある。
そしてそのどの花も、春とは全く異なる花であった。
緑で大きなガクのヤブザクラ
巨大なガクのカワヅザクラ
タマノホシザクラや、ヤブザクラや、カワウザクラでも狂い咲きしていない木もあるので、どういう事情なのだろう。
狂い咲きというくらいなので、時期だけでなく花の形も先祖返りというか、狂ってしまったようだ。
来年の春にはまたいつも通りの花が咲くと思うのだが。
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