無料ブログはココログ
2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

« コミスジの幼虫 | トップページ | ヒメカメノコテントウ »

2009.10.13

駅前のイソヒヨドリ

アウトレット南大沢のところで、聞きなれない、きれいな囀りが聞こえた。
もしかしてと、遊歩道沿いに近寄るとアウトレットの建物の角の部分の軒下に何かいる。
Pa133444w750

双眼鏡でのぞくと、やはりイソヒヨドリのメスであった。
残念ながら、標準レンズと50mmのマクロレンズしか持っていない。
50mmマクロに1.4×のテレコンをつけて、目いっぱい近寄って、トリミングしてこのくらいである。
Pa133464w750

時々見かけるのだが、前回出会ったのが、菜の花と桜の咲いていた4月である。 クリック→そのときの記事

イソヒヨドリは海岸に多いのでイソヒヨドリだが、南大沢は気に入ったようで時々見ることが出来る。
たぶん繁殖しているのだろうと思われる。
実はけっこう内陸部でも見られる鳥である。
囀りは、とても大きく美しい声である。
駅の周辺ではあまりガビチョウの鳴き声は聞かないので、大きなきれいな囀りを聞いたら、こんな鳥が見られるかもしれません。
ちなみに「ピッピピーピココ♪」というような声でした。

でも、なんでメスなのに鳴くの?10月なのに囀るの?と思いませんか?
野鳥は一般的にはオスが囀るのですが、イソヒヨドリはメスもオスと同じように囀るのです。

では繁殖時期でもない10月になぜ囀るのか?
これはわからなかったので、久しぶりに「日本野鳥大観鳴き声333(蒲谷鶴彦)」を取り出してみた。
(今は虫の話題が多いのですが、以前は一応野鳥ばかり撮影していたので、今となっては眠っている図鑑やCDや資料はけっこうあるのです。)
すると、「おおむね6月に鳴きやむが、夏や秋にも囀ることがある。遅いものでは10月10日という記録がある。」と出ていた。
10月13日は記録更新ですね!!!!

« コミスジの幼虫 | トップページ | ヒメカメノコテントウ »

野鳥」カテゴリの記事

コメント

街中でイソヒヨドリの囀りですか!
そんなこともあるのですね。
しかも雌が囀るなんて…囀る時期も記録更新ですか?
それにしても秀さんの観察力には敬服です。

papurikaさん、こんばんは。

南大沢は、なぜかイソヒヨドリが気に入ったらしく、毎年見られるのですよ。
アリスイが来たり、トラツグミが来たり、カヤクグリも来たことがあります。
ヒメアマツバメは、今日も賑やかな駅前でビュンビュンと飛び回っていました。

今年は、どんな冬鳥が来るか楽しみです。

こんなところでイソヒヨドリとは珍しいですね。
私は島育ちなので、小さい頃から親しんだ鳥ですが、横浜でも海の近くに行かないと会えない鳥です。

akakokkoさん、こんばんは。

海岸以外で初めて八王子の桃畑で見たときはびっくりでした。
しかし、実はイソヒヨドリはけっこう内陸部での観察例があって、以前野鳥の会東京支部で調査したこともありました。
私は、橋本で幼鳥を見たし、南大沢では餌運びを何度か見ました。
日本名では磯ヒヨドリですが、英名は青い岩山のツグミ(Blue Rock Thrush)です。
まあ、なかなか出会えないですが、どこでも見られる可能性はありますね。

こんにちは。
この道は時々通りますが、気がつきませんでした。
今度は、気をつけて見てみます。でもさすがにもう鳴かないかもしれませんね。

多摩NTの住人さん、こんばんは。

イソヒヨドリはイトーヨーカドーやアウトレットの建物の屋根にいることもあります。
青いオスが現れる可能性もあります。

そのほかにも、駅前でオオタカやチョウゲンボウが飛んだり、サギやカモが飛ぶのを見ることもあります。

何か見つけたら教えてください。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« コミスジの幼虫 | トップページ | ヒメカメノコテントウ »