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2010.12.18

コムラサキの越冬幼虫

今日はプチ遠征で、多摩川へ。

オオムラサキ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラとこれらのチョウの幼虫は見たことがあるが、コムラサキの幼虫は見たことがなかった。
Mさんが先日見つけて、教えてくれるということで多摩川へ出かけた。

目指すヤナギの木に行って、Mさんにここにいると、幹の一部を指して大体の位置を教えてもらう。

ところがところが、どう見てもわからない。

ここと、一点を指してもらって、じーっと良く見てもわからない。
何しろ1cmくらいの幼虫で、幹に完全に同化しているのである。
ルーペで見てもよくわからない。

もう少しわかりやすいのを教えてもらって、ようやくわかった。
何しろ小さい。
オオムラサキやゴマダラチョウの越冬幼虫よりはるかに小さい。
これはわかりやすいほうですが、下の写真でどこにいるかわかりますか。
クリックすると大きくなります。
Rc187863w800

小さなくぼみにすっぽり入っている。
幹の北側で、地面から50cmから1mくらいの高さである。
先ほどのを拡大するとこんな形である。
最初の写真のどこだか分りますか。

Rc187861w800

ここで、7匹の幼虫を見ることが出来た。

帰りに、エノキの幹にいたアカボシゴマダラの越冬幼虫を、Mさんが見つけた。
Rc187889w800


こちらは南側の日当たりのよい幹の二股のところに4匹くらいいた。
アカボシゴマダラの幼虫は、先日の観察会では根元の落ち葉の下にいたが、このように幹で越冬するのもいる。

コムラサキの幼虫は、自分ではたぶん見つけられなかったでしょう。
見たかったので、Mさんに感謝です。

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コメント

コムラサキの幼虫も見つけたいと思い、今日コムラサキの飛んでいたヤナギの木の幹を眺め回しましたが、見つかりませんでした。
こんな状態で隠れていたのでは一筋縄では見つかりませんよね。
一度で良いから見つけてみたいものです。

Akakokkoさん、こんばんは。

地上50から100cmがポイントですね。
それと、くぼみに入り込んでいるのが多いように思います。
1cm前後ですから、何しろ小さいです。

是非見つけてください。

秀さん

コムラサキの幼虫は、ゼフィルスの卵探しと似たような難度ですね。冬の間中、ヤナギの木を見て廻りそうです。
長池公園でも見つけたいですね。

あの時に壊したストロボを今日、修理に出しました。
S社の丁寧な応対には、驚かされました。
交換レンズの老舗ですが、高い技術力と窓口の応対などの営業力は、さすがです。

森のきのこさん、こんばんは。


一人ではとても見つからない幼虫ですが、教えてもらって、様子がわかりました。
今度は、自分で見つけたいですね。


ストロボの修理の件、良かったですね。
そうですか、応対は丁寧でしたか。
なおったら、またどんどん良いのを撮ってください。

わ~、これは難度が高いですね!
ちょちょっと探したくらいじゃ見つからないのでしょうけど
こういうのを拝見していると、探したくなっちゃいます。

しまりんさん、こんにちは。

難しいだけに、面白いですね。
長池公園にもいないかなあ。時々成虫は見られているので・・・・

はじめまして、ハム1と言います。もともとは、クワカブを観察していましたが、だんだんと範囲が広がり、オオムラサキ、コムラサキ、ムラサキツバメを追いかけています。ただ僕の場合、採集は、一切せず、撮影のみです。それと地元産を見つけるのが目標です。文面を読ませていただきましたが、多摩川にコムラサキは、驚きました。山梨の塩山でコムラサキを見て、山にしかいないのかなあと思いきや、まさか河川敷にいるとは、ほんと驚きです。オオムラサキは、こちら横浜でも幼虫を見ることができました。長池公園よく行きます。観察に。今後ともよろしくお願いします。

ハム1さん、こんばんは。

コメントをありがとうございます。
ムラサキ系を追いかけているのですか。
この3種は、同じように昨年探し歩きました。
コムラサキはヤナギの木なので、河川敷にいますよ。
結構遠くまで飛ぶようで、長池公園でも横浜の寺家でも見かけました。
こちらこそ今後もよろしくお願いいたします。
是非、情報をお寄せください。

こんばんは。今日地元の河川敷に行って、ヤナギの木を見てみました。やはり、コムラサキの幼虫の発見難しいですね。50から100cmのところを入念に見ました。もしまた何かヒントがあれば教えてください。たとえば樹液の出ている木にいるとかなんでもいいです。話は、変わりますが、シーズンインになってからは、南大沢のほうへ、よく観察に行きます。今町田産のミヤマクワガタを探し続けています。僕の住んでいる近くの、横浜市青葉区では、ミヤマ確認が取れています。是非今年は、南大沢産のミヤマクワガタを観察したいですね。あと南大沢には、沢山の樹液の出でいるめくれクヌギやコナラがあって本といいところだなあとつくづく感じています。

ハム1さん、こんばんは。

教えてくれたMさんは、コムラサキの成虫の居る所のヤナギで、何年も幼虫を探していてやっと見つけたと言っていました。
そうとう難度は高いですが、是非見つけて報告してください。

こんにちは、秀さん。本と難易度の高いのがよくわかります。今日も、地元の河川敷のヤナギを友人と探しました。しかし、約2時間弱捜し続けましたが、やはりポーズでした。僕らも数年またぐ覚悟で捜索したいと思います。50から100cmぐらいの高さにいる理由がなんとなくわかりました。どの木もその高さ以下では、河川の増加でゴミやら、アシが大量に引っかかっていました。そのことが生きていくために幼虫がわかるとしたら、すごいことですね。場所を移動して山方面へ。こちらでは、一本の木で沢山のオオムラサキの幼虫がいる木を見つけました。こんなにも難易度が違うなんて不思議な世界です。

ハム1さん、こんにちは。

熱心ですね。
多摩川も河川敷や中州は、50cmくらいゴミが引っ掛かっていますね。
幼虫はきっと知っていてその高さなのですね。
オオムラサキの幼虫の件はすごいですね。
大事にしてください。

こんばんは、秀さん。横浜でも近所で瓦屋根がずれたりしてたいへんでした。ところで今日、緊急で会社にチャリで行き、修理を済ませた後、帰り道河川敷に行きました。3本のエノキを見ましたが、やはりボース゜でした。最後の一本と思い、4本目を20分かけて、探しました。やはりダメでした。帰ろうとしましたが、再度軽く観察をしていたら、やっとコムラサキの幼虫を見つけることができました。秀さんの言うとおり、小さいですね。いた高さは、110cm、方向は、たぶん北西方向だと思います。本と秀さんのヒントがなかったら、見つけられなかったと思います。感動しました。写真を是非見ていただきたいです。地震で皆さん落ち込んでいると思いますが、僕らも少しずつではありますが、元気に活動しようと思います。

ハム1さん、こんばんは。

ワオー、それはすごい、感動です。
今までのことを考えると、根性での発見ですね。
嬉しい、ニュースを、こういう時に聞いて、とても気分が良くなります。
メールで写真を送ってください。

感動をありがとうございます。

こんばんは、秀さん。先週の日曜日、新たな幼虫を見つけに自転車で現地に向かいました。ヤナギを一本一本見ましたが、ボース゜でした。やはりあの時は、本とラッキーだったのかなと思います。この日は、友人に以前見つけた幼虫を見せてあげようと最後にその木に向かいましたが、やられました。秀さん、この時期に幼虫は、移動しますか。まだ新芽も出ていないうちに。せっかく見つけた幼虫がいないのです。友人にがっかりさせて申し訳ないなあと思いました。もし採集者なら、観察だけにしてほしかったです。今度また新たな幼虫を見つけるほかしょうがないですね。まいりました。

ハム1さん、こんにちは。

ヤナギの芽吹きは早いということで、コムラサキの幼虫は、もう動き始めたのではないでしょうか。まったく葉が出ていなくても動き出すみたいです。
私も確認しておりませんが、私の師匠は動き始めるのは早いと言っていました。
採集されたのではないと思います。
何しろオオムラサキと違って、2回発生するので行動が早いみたいです。

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