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2011.11.27

上柚木公園の観察会

昨日の土曜日は、穏やかな秋晴れで気持ちの良い日となった。

「上柚木公園の紅葉を楽しもう」と言う観察会に参加して、10時から2時間、講師の渡辺一夫先生と一緒に公園内を歩いた。
今年は、例年よりもきれいに紅葉しないように思えるが、それでもカエデがだいぶ真っ赤になっていた。
紅葉よりも、樹木全般のいろいろな話が面白かった。
植物好きの人には当たり前の話も、植物に疎い自分には「知らなかった」と言う事をいっぱい教えてもらった。

たとえば、ドングリがたくさん落ちていたが、クヌギのあのまん丸い大きなドングリは1年半たって出来あがったということ。
コナラなどは春花が咲いて秋にはドングリになる。
クヌギの今年の花から出来た実はまだこんな小さい。

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来年の夏になって急に大きく育ち始めるとのこと。
調べると、マテバシイも1年半かかるようです。


ケヤキの種子散布方法は、種子の付いた小枝を自ら落として、何枚かの小さな葉が羽根のようになってくるくる回りながら風に乗って飛んで行くと言う。
これも知らなかった。

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下の写真は神樹(シンジュ)の、飛んで落ちた種子。

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ニワウルシと言われている樹です。
まゆをつくるシンジュサンの食草と言うことですが、真珠蚕かと思っていたら神樹蚕だったのですね。
この樹は中国原産で、シンジュサンに似ているエリサンを育てて繭をつくるために持ってきた外来種だとか。

そのほか、常緑樹は2~3年で葉が入れ替わるのですが、クスノキは落葉樹に近い常緑樹で、5月に95%の葉が落ちて入れ替わるとか、とても覚えきれないくらいの内容でした。

この観察会はまた2月ごろあるようです。
上柚木公園のHPに載ります。

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コメント

こんにちは。
以前、上柚木公園を歩いている時に、観察会に遭遇したことがあります。時々、こういう会に参加したほうが、「知らなかったこと」が知ることができて良いですよね。ケヤキの枯れ葉は確かに数枚まとまっていますね。先ほど、家の前を落ち葉掃除をしていたらケヤキの葉がかなりありました。

多摩NTの住人さん、こんにちは。

植物は、知らないことが多いので、ちょっとしたことでも教えてもらうことが出来て、大変参考になります。

ケヤキの写真の、先端の葉のもとにある小さいのが種子だそうです。種子をまく葉は小さく、そうでないのは光合成用に大きいという説明でした。

秀さん こんばんは。
こうようなお話は大好きです。
初めて聴くお話も知っている事も楽しいものです。
また教えて下さい!

野いちごさん、こんばんは。

実は、聞いてもすぐ忘れてしまうので、自分のために書いているようなものですが、こういう話は大好きですと言ってもらえると、嬉しいですね。
何しろいろいろ聞いたので、メモを書いたのも思い出せないくらい沢山教えてもらいました。

久しぶりに、そちらで開催中の写真展に、最終日に行こうかと思っています。

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