ヤツデの葉の裏に
徐々に暖かくなってきていますが、真冬に見られる虫は限られていますね。
ところが、1月から2月の寒い時期にも、ヤツデの葉の裏を見ると小さな虫が見つかることがあります。
何しろ5~6mmくらいなので、良く見ないとごみなのかどうかもわからない。
肉眼ではこんなように小さくしか見えなくて、小さな目の様な黒い点が左側に見られる。
名前は、クロスジホソサジヨコバイ。
この時は標準レンズしかなかったので、この大きさの写真しか撮れませんでしたが、改造マクロレンズを持って行って撮影すると大きく撮れました。
このくらいに撮影すると、目のように黒く見えたのはお尻の模様だと言う事がわかります。
別名、マエムキダマシとか。
お尻の方には、脇に足の模様の様なものもあります。
一枚目に撮ったのはクロスジの周りが赤いので♀、今回のは赤くないので♂とのことです。
幼虫も、いました。
やはりお尻に小さな点がありました。
これでも、何かの効果があるのでしょうか。
3年前にも初めて撮影した記事を載せていました。→クリック
その時に比べると、拡大率が上がり、更にツインストロボ使用で立体的な陰影のある写真になり、多少良い写真が撮れるようになりました。
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コメント
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こんにちは。
こんな小さな虫をよく見つけられますね。
ただただ尊敬するばかりです。
週末は春を探しに行こうと思っていましたが、朝からの雨で足止めです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2012.03.10 08:17
多摩NTの住人さん、こんにちは。
今日は週末なのに寒くて雨だし天気悪いですね。
これは、5mmくらいありますが、3mmくらいのもいますからね。
ミクロの世界も面白いですよ。
投稿: 秀 | 2012.03.10 11:17