ウソ(亜種アカウソ)
今年は冬鳥が多いと言われているのに、ここ数年虫撮りに重点を移していたので、鳥に嫌われてしまったのか、なかなか出会いがなかった。
それでも、2月になってトラツグミやキクイタダキなどは出会えたのだが、なかなかウソに会えなかった。
公園や緑地を歩きまわっても、あのウソの口笛のようなフィーフィーという鳴き声は聞こえるのだが、近くに出てこない状態が続いていた。
それが昨日、用事があって家を出たら、我が家から50m位のところになんと雪の上で鳴いているオスのウソがいた。 (未だに雪が残っているなんてどんな寒いところと、知り合いにびっくりされたが、まだあるのです。)
人が通るところなので、すぐに逃げて桜の木の高いところへ行ってしまった。
そこでサクラの花の小さなつぼみを、5羽のウソが食べていた。
何とも撮影しにくい枝がいっぱいの高みにいるが、そのうちまた地面に降りてきた。
どうやら雪を食べているみたいである。
人が通るとすぐに枝に移り、さらに高い桜に戻ってしまう。
おなかが赤いので亜種アカウソのようだ。
日本には、国内で繁殖する「ウソ」、大陸で繁殖する「アカウソ」、カムチャッカで繁殖する「ベニバラウソ」の3亜種があるそうだ。
図鑑を見ると、色には個体差があるようで、腹の赤みだけでは亜種を識別するのは難しく、亜種アカウソには尾羽を裏から見ると外側に白い軸斑があると言う。
下から見上げて撮った写真を拡大するとこの白い軸斑が見えた。
亜種ベニバラウソはめったに見られないと言う事である。
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ぷくぷくしてダルマさんみたいですね。私はいまだじっくり見ることができずにいます。雪には何かついているんでしょうか? 氷の上を歩くハクセキレイなんかも、何を食べてるんだろう?といつも思います。
投稿: しまりん | 2013.02.18 18:40
しまりんさん、こんばんは。
どうも、雪そのものを食べて水分をとっているのかなと、思ったのだけど。氷の上のセキレイは、虫を食べているようです。
しかし、冬は皆んなまんまる小鳥になりますね。
投稿: 秀 | 2013.02.18 23:07
いい写真ですね。
私も大平公園の「ひねもす亭」付近の桜の木で見かけましたが、アカハラではありませんでした。♂の群れと♀の群れが別々の木に止まっていたのが印象的でした。
投稿: ふたば | 2013.02.19 18:52
ふたばさん、こんばんは。
大平公園では、どうしても会えなかったのですが、今回はあっさりと撮れました。
ふたばさんの撮影したウソもうっすらお腹が赤いですね。もしかしたらアカウソかもしれませんね。
投稿: 秀 | 2013.02.19 22:23