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2013.05.10

わくわくした3日間

昨日までの5月の好天の3日間を、わくわくしながら里山で撮影するという至福の時を過ごすことが出来た。
それも3名の昆虫写真家の方々となので、次から次と見知らぬ世界が目の前に現れた。

最初は、昨年飛び跳ねる繭をつくるゾウムシを見つけたAさんに、是非今年はそれを見てみたいとお願いしていた。
そしたら、遠方からBさんも来られて、キンケノミゾウムシの成虫と本当に飛び跳ねる小さな繭を見ることが出来た。
それで終わるはずであったが、翌日はCさんも加わってもう一度同じ場所で観察すると言うので、これも参加させてもらった。
さらに、3日目もハプニングがあって、同じ場所に行ったところ、またBさんと偶然出会い、ご一緒させてもらった。
さすがに、昆虫の本を出されているプロの方達なので、撮影の方法から、虫の見つけ方まで何とも、ものすごく参考になった3日間であった。

初めて見た主な虫たちです。

キンケノミゾウムシとは、2.5mm位の小さなゾウムシ。

A5086225w800

この飛び跳ねる繭などについては、別途載せます。

次に驚いたのが、オオアヤシャクの幼虫。
顔と足がギュッと埋め込まれてトンガリ頭になる。

A5086278w800


越冬時は茶色で冬芽そっくりだとか。

それから、ミイデラゴミムシがケラの穴から顔を出したところ。

A5086323w800

ミイデラゴミムシは敵に襲われると、尻から音を立てて霧状のガスを発射するので有名な虫。
田んぼの土手のケラの穴にいるとは知らなかった。

コミミズクの幼虫は良く手すりで見かけるが、成虫は見たことがなかったがアワブキにいた。

A5076156w800

そして話には聞いていたが、本当に長い産卵管を持つウマノオバチが弱って地面にいたのを見つけてもらった。
まだ動いているのだが、産卵管が見えるように白いディフーザの上に載せて撮影した。


A5096381w800


この産卵管で幹の中のカミキリムシなどの幼虫に産卵して、寄生すると言う事である。
鞘がついているので細い産卵管を幹に刺すことが出来るらしい。


昆虫の撮影方法については、小さいもの動くもの暗いところにいるものなど、やはりフラッシュのうまい使い方が重要だと言う事が良くわかった。

充実した3日間を過ごさせてもらった方々に感謝いたします。
ありがとうございました。

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昆虫」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
ウマノオバチ♀、すごいですね。
昨年ヒメウマノオバチ♀を見てから、いつかウマノオバチ♀を見てみたいと思っていました。
羨ましいです〜(笑)。

みき♂さん、こんばんは。

しかし、何でここまで長い必要があるのだろうと思えますが。
この産卵管を使っているところを見たいですね。


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