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2013.07.02

金色に輝く突起のあるサナギ

友人のKさんからメールが来て、チョウのサナギの写真が添付されていた。
自宅で見つけたのだが、金色の突起のある蛹は何でしょうかと言う問い合わせである。

ツマグロヒョウモンのサナギだった。
ツマグロヒョウモンは、最近10年くらいだろうか、東京でも見られるようになった蝶である。
スミレやパンジーが食草で、繁殖力が強いので、急に増えてきた。
どういうわけか成虫の写真は沢山あるのだが、サナギの写真はないので、早速見に行った。

なるほど突起が金色に輝いている。
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先島諸島にいるオオゴマダラは全体が金色のサナギだが、これは突起だけ金色だった。
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これはどういう意味があるのだろうか。
いかにも熱帯系と言うか南方のチョウらしい色である。

ツマグロヒョウモンと言うのはメスの翅の先が黒いからで、こんなチョウです。
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オスはヒョウモン柄だけで、翅の先が黒くはない。
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Kさん宅は、バラや草花がいっぱいの素晴らしい庭で、パンジーも育てているので、良くツマグロヒョウモンが産卵に来ると言う。
奥さまによると、頭のいいチョウで、追い払っても追い払ってもきて、葉に産卵すると言う。それを見つけて駆除すると、次には根元の茎の見つけにくいところに産卵し、それも駆除すると、鉢やプランターに産卵すると言っていた。

初めて多摩川でオスを見た時はなんというヒョウモンチョウかわからず、びっくりしたことを思い出した。
温暖化で関東にも進出したとか、スミレが食草だったのだがパンジーやスミレの園芸種をガーデニングブームで沢山栽培されているから増えたとか言われているが、本当はどうなのだろう。

かなり気の強いチョウで、大栗川で縄張りを張っているオスがツバメを追いかけているのを見たことがある。

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コメント

数年前、銀座で「都市蝶」を観たとき、近くの画廊で喜界島産オオゴマダラの蛹を使ったアートを展示していたのでついでに立ち寄りました(島の観光 PR でもあったようです)。
当然のように羽化した成虫もいて、指に止まらせたり写メを撮ったりしたのを想い出します。

eurosさん、こんにちは。

オオゴマダラは宮古島で見たことがありますが、成虫でした。
金色のサナギは、この近辺では多摩動物公園の昆虫館ならいつでも見られるので、虫のいない冬に行ったりします。

自分も金色のとっきがある蝶の蛹を見つけたので、わかってよかったです。

こまつな設計さん、こんばんは。
お役に立てて、嬉しいです。

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