ハチオウジアザミに来たオオウラギンスジヒョウモン
最近新種とされたハチオウジアザミが長池公園で咲いている。
以前は自然館の近くにあるブッドレアにいろいろなチョウが来たのだが、最近はほとんど来なくなってしまった。
代わりに、このハチオウジアザミには、チョウだけでなくたくさんの昆虫が来ている。
第一デッキのところのは大きすぎて倒れかかってきており、かえって昆虫の撮影には都合が良い。
何しろ背丈があり、花がたくさんついているので蜜を吸いやすいのか、チョウ、ハチ、ガ、ハナムグリと種々見られて飽きない。
植物好きの方はハチオウジアザミが見たくて来るが、昆虫好きにはこれまた素晴らしい花である。
上から見ると大型でなかなか美しい。前翅先端に白い点があるので♀。
ヒョウモンチョウの識別はなかなか難しいが、この辺りで見られるのは限られているので、ちゃんと撮影出来ればそれほど難しくはない。
以前はこの辺りでは大変珍しい蝶であったようだが、最近は少しずつ観察例が増えてきたようだ。
と言っても、僕が長池公園で見るのは2009年以来2回目である。
まだ蝶をあまり知らない頃の2004年6月に、小野路でヒョウモンチョウを見つけて撮影していた時、後ろから突然 「珍しい!! オオウラギンスジヒョウモンがこのあたりでもいるのですね?」 と話しかけられた。
この時、初めてお会いしたAさんでした。
オオウラギンスジヒョウモンが珍しい事も知らずに撮っていたのだが、Aさんにはその後観察会で会うようになり、今でもチョウについていろいろ教えてもらっている大先輩です。
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翅頂付近の白い紋様から私と同じく雌を撮られたと思いました。
私はサワヒヨドリの花の蜜を
オオウラギンスジヒョウモンが吸っているのを撮りました。。
オオウラギンスジヒョウモンは6本の足でなく,
4本の足で体を支えていました。
前足の2本が退化していて折りたたんでいるのを
撮った写真を見て偶然発見しました。
投稿: itotonbosan | 2014.04.06 22:38