雑木林での群舞
12月になると、雑木林の林床で、小さな蝶のような蛾のような虫がちらちらと沢山飛び始める。
たぶんそれはクロスジフユエダシャクという蛾でしょう。
この時期に現れるフユシャクといわれる蛾は他にも色々といるが、今年は長池公園ではとても多く飛んでいる。
数年前にも多い年があったが、今年はものすごい数である。
でも、他の公園や小山田の方へ行ってみても例年と変わらないくらい。
長池公園の築池から田んぼの方への遊歩道を入ったところは異常なくらい多い。
暖かい昼ごろが多いが、何しろ飛び続けてとまらないので撮影しにくい。
陽が陰って来る午後3時ごろには草の間に入って飛ばなくなってしまう。
2cmほどのこんな蛾です。
飛んでいるのは全部オスで、メスは翅が小さく飛ぶころは出来ないので、フェロモンを出してオスを呼んでいる。
オスは匂いを頼りにメスを探しているのだが、たまにとまったと思うとすぐに飛び立ち、なかなかメスに巡り合えない。
こちらも一緒にメスを探すのだが、見つけられない。
偶然どこか目立つところにいるのを見つけることが出来るくらいである。
沢山飛んでいるところは動画でないとわからないので、興味ある方は、YouTubu で、ご覧ください。
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