アカアシノミゾウムシ
今のところ、南大沢では雪が積もらない冬ですが、寒さは続いている。
冬鳥も少ないながら少しづつ増えてきているような気がする。
家の周囲でも、ルリビタキが見られるようになってきた。
虫はほとんど見かけないが、卵、幼虫、さなぎ、成虫とどの段階かで越冬しているはずである。
ケヤキやスギの樹皮下で小さな虫が越冬していると聞いて、この冬はそーっと剥がれやすそうな小さな樹皮をめくて越冬昆虫を探している。
昨日は清水入緑地のケヤキで、アカアシノミゾウムシとヨツモンヒメテントウが越冬していた。
ヨツモンヒメテントウは、2mmくらいの大きさで、肉眼では黒い点にしか見えない。
赤い四つの紋は写真に撮って拡大してやっとわかる程度である。
次に、アカアシノミゾウムシを撮ろうとしたら、この寒いのに眼を覚まして歩き出していた。
低体温症??で動けないかと思っていたが、結構動き回るのだ。
もっともノミゾウムシの仲間はジャンプしてどこかへ行ってしまって見失う事が多いが、真冬はさすがにジャンプはしなかった。
こちらも小さく、2~3mmくらいである。
こんな真っ黒でもアカアシノミゾウムシ。
足だけ赤いのや、頭も赤いのや、体も赤いのやらバリエーションが多い。
後ろにいるウスキテントウも樹皮下で集団越冬しているのが見られるが、こちらも3~4mmと小さいのだがアカアシノミゾウムシに比べると大きい。(別の日に撮影)
全身が赤いアカアシノミゾウムシは、最初のとは違う種類のように見えるヤドリノミゾウムシでやや大きい。(別の日に撮影)
(2015/03/15 訂正)
アカアシノミゾウムシは都内でも見られる普通にいるゾウムシのようだが、活動時期よりも越冬している時の方が見つけやすそうだ。
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