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2014.10.10

ツユクサ

毎週日曜近辺に大型台風が来るというサイクルになっている。
まあ、自然相手では、備えるほかないのだろうが。


道端に咲くツユクサは良く見るが、なかなか撮影することはない。
今回、目的を持って、撮影してみた。

P9260759w800_4


これはツユクサの花を少し横から中央の蕊にピントを合わせて撮影した。
まあまあ、ピントは合っているが、かなり近寄っての撮影なので、花びらや葉はボケている。
これはコンパクトデジカメだが、一眼デジカメでは画像素子が大きいので、もっとボケてしまう。

もう少し全体にピントを合わせようとするには、絞りを絞って撮るが、そうするとシャッタースピードが遅くなり手持ち撮影が厳しくなってくる。

それでは、この写真はいかがでしょう。

P9260760w800_3


前の写真と全く同じ構図ですが、向こう側の花びらにも、葉にもピントが合っている。

実は、ピントを少しづつずらしながら8枚撮影して、ピントが合っているところだけを合成したもので、深度合成と言う処理をしている。
ちなみに、これはカメラがぶれないように膝の上で固定しての手持ち撮影である。

通常深度合成と言うのは結構大変な作業で、パソコン上で専用ソフトを使用して行うが、OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough と言うカメラでは、1秒くらいで8枚撮影し、数秒で自動的に合成してしまう。
これは画期的で、今、小さな虫や花を撮るカメラマンが注目しているカメラである。

南大沢昆虫便り」では、この撮影で昆虫をたくさん撮って紹介していますが、植物でもいいなと思っています。

植物写真家のいがりまさしさんが、このカメラでの植物撮影について紹介しています。

花の撮影ではあまり使っていないのだが、これからもっと良い使用法を試していきたいと思っている。


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コメント

深度合成、葉っぱの起毛まで綺麗に撮れてますね。
昆虫のほうはもっと効果がはっきりですね。
未だにそのシステムが理解できないのですが、凄く便利だと思います。
ただ私もテストはしているのですが、
暗くなったり、途中手振れしたり…難しい。
タマゴタケを試撮したときは地面にカメラをくっつけたんですが
地面自体がフカフカでした。はは。
もっと少し実験してみます。花もいいですが本当は雪の結晶を撮りたい。

緑の惑星人さん、こんばんは。

雪の結晶は、いいかもしれないですね。
最初は何しろ明るいところで、被写体が揺れてなくて、カメラを何かしらで固定して、試してみるしかないですね。

何しろいい被写体次第ですから、緑の惑星人さんなら、とんでもないすごいものを撮りそう!!!

こんにちは。
すごい便利な機能があるんですね。ツユクサなどは前後に長いのでピント合わせに苦労する花です。これは欲しくなりましたね。

多摩NTの住人さん、こんにちは。

小さな花で立体的なのは苦労しますね。
キノコなども中心軸のところに合わせると、傘の手前はボケボケになってしまうし。
これは、なかなか面白いですよ。
最近は、半分くらいこれで撮っては試行錯誤しています。

いい忘れてました。
展覧会開催おめでとうございます。必ず行きます。
でもあれから4年ですか。早いですね。

緑の惑星人さん、こんにちは。

4年ぶりの写真展ですが、12月なので、まだブログには載せていません。
HP「南大沢の自然」にだけ、そっと載せました。

前の時同じような内容ですが、若干変えようかと思っています。
ただ今、鋭意準備中ですので、是非おいでください。

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