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2025年7月の4件の記事

2025.07.09

南大沢の魅力 遊歩道4

 

3回にわたり書いた南大沢周辺の遊歩道ですが、南大地区に別所地区や上小山田方面も載せた、その全体図は次の通りです。

 

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(地図をクリックすると大きくなります)

 

1回目に「歩車分離設計」という考えで、歩行者の安全と、車の流れを円滑にする工夫で作られた街と書きました。

これはラドバーン方式といわれ、アメリカ合衆国ニュージャージー州ラドバーンのニュータウン開発における歩行者と自動車分離の計画手法とのことです。

自動車道路とは異なる歩行者用通路が各住区と接していて,歩行者が自動車道路を横切らずに学校や公共施設に行ける構造になっており、緑地空間を多く生む利点もあり,世界各国のニュータウン開発や住宅地開発に影響を与えたとのことです。

また、住宅地内を住民に関係のない車が通り抜けできないようにするために、区画内道路を袋小路にしているとありました。

全てではないのですが、一つの団地やまとまった住宅地が確かにこのように作られています。

確かに私も間違えてある団地に入ってしまい、結局入口へ戻って自動車道路に出たということがあります。

 

これに対し、あまり行き過ぎない「歩車共存設計」を導入する住宅地開発もあるようです。

 

 南大沢地区は「歩車分離設計」が徹底していて、別所地区別所地区は歩車共存に近いような気がします。

 

南大沢地区は何しろ歩道橋が多く作られています。

それが国道20号などに多くあるような、自動車優先というか歩行者が階段を登って、道路を歩道橋で越えてまた階段を下りるというのではなくて、平面で歩いていると自然に道路を越えてしまうという歩道橋です。

歩道橋といっても様々で、丸い大きな「輪舞歩道橋」や、130mほどのとても長い「見晴歩道橋」や、駅前の広場のような歩道橋とは思えない「南大沢歩道橋」など数えきれないくらいあります。

 

また、それらの歩道橋には階段やスロープがあって下の道路のバス停にもすぐに行けます。

そしてその道路両側にはガードレールや植え込みで区切られた歩道があり、次の交差点や横断歩道までは安全に休みなく歩くことができる。

ちなみにそんな歩道を紺色の線で一部書いてみたら、かなりあることが分かった。

 

Img2025070817043525zenaow2500

 

 

これらをすべて合わせると、相当な距離になりそうである。

ゆっくりと遊歩道を歩きながら、気になったところ、気にいったところ見つけるのも楽しいです。

今までに載せたところもありますが、桜やハクモクレンの花が、きれいに咲き続く遊歩道、気持ちの良い歩道橋とそこからの眺め、道端のオブジェ等々です。

それらを、別の機会に紹介してみたいなと思っています。

 

 

 

 

2025.07.05

南大沢の魅力 遊歩道3

 

2回にわたって南大沢の遊歩道について書きましたが、今日は別所や長池方面についてです。

 

この地域は、南大沢地区と違って団地や住宅地の中を縦横に遊歩道が通っているわけではありません。

 

遊歩道マップを見ていただくと、駅から交差点や横断歩道を通らないで別所方面に行くことができません。

 

Img20250628180312867bessyow1500

(地図をクリックすると大きくなります)

 

 

残念ながら駅前から別所方面に行くには、すぐにパチンコ屋近くの信号のある横断歩道を渡らなければなりません。

この先の遊歩道から長い歩道橋を渡って一部自動車道路の歩道を歩くと、別所やまざくら公園を通って松木中学校前交差点まで行けます。

 

また、長池方面に行くには、清水入緑地を通って、ミニストップのところの交差点を渡らなければなりません。

ここから、長池公園内の遊歩道、せせらぎ緑道を通るとお月見公園の先まで行けます。

 

また、長池公園のよこやまの道方面口から先、よこやまの道で東急自動車学校裏から唐木田の方へ行けます。

途中の唐木田給水塔近くから遊歩道ではないのですが、山道を下って、なんと鶴見川源流や小山田バス停近くまで行くことができます。

 

 

別所地区は、一度横断歩道を渡れば、結構遠くまで行くことができます。

しかし、南大沢地区のように遊歩道が縦横にあるという訳ではないのはなぜでしょうか?

 

次回まとめとしてこの点について書いてみたいと思います。

 

 

 

2025.07.03

南大沢の魅力 遊歩道2

 

前回は、南大沢の遊歩道でどこまで遠くへ行けるかというのを載せました。

 

今回は、自動車道路を越えないで、つまり信号待ちをしない、横断歩道を渡らない遊歩道すべてを、赤い線で描いてみたマップを載せます。

 

Img20250702181610889minamiw2300

(地図をクリックすると大きくなります。)

 

南大沢駅から、車を気にせずに、ゆっくりとこれだけ散歩ができます。

 

もっとも遠くへは、西は前回の国道16号でしたが、南は尾根緑道の南多摩斎場付近でした。

 

また東は都立大の松木日向緑地を通って、フェアヒルズマンション付近です。

 

さらに北は上柚木運動公園を通って大栗川付近まで行けます。

 

団地や住宅地は入り口までとして、内部は書いてありません。

 

また、2車線以上の道路にはガードレールや植栽で分離された広い歩道がついていて、遊歩道からこの歩道に出たときは、さらに次の交差点まで安全に行くことができます。

今回は記入しませんでしたが、この安全な歩道が相当あります。

 

若干書き違いや漏れているところもあるかもしれませんが、実際に確認したところが多いので、大きくは違いがないと思います。

 

これほど遊歩道が充実しているところは、この近辺では南大沢以外には見当たりませんでした。

 

 

 

ところがちょっと残念な点もあります。

 

南大沢、上柚木、鑓水方面には行くことができるのですが、東の別所方面や長池公園には行くことができませんでした。

 

どうしても信号待ちをして、横断歩道を渡らなければならないのです。

 

この点については次回明らかにします。

 

 

 

2025.07.01

南大沢の魅力 遊歩道

 

南大沢に住んで37年以上、当時は南大沢駅周辺は工事中で、ヒバリが鳴きキジが歩いていた。

唯一の公共交通手段は多摩センターからのバスであった。

いたるところで造成や道路工事が行われ、まだ手付かずの立ち入り禁止地区も多かった。

それが現在では、ほぼ多摩ニュータウンとしての工事は終わり、公園や緑地として残したところと住宅商業施設になったところがマッチして住みやすい街となった。

商店街、文化施設、医療機関もそれなりに充実して、さらに落ち着ける公園や緑地を四季を通して楽しんでいる。

 

 

何年か前に、ネットのある書き込みが偶然目に留まり、なるほどと思ったことがある。

その人は、都心から多摩ニュータウンの多摩センターのあたりに引っ越してきた若い人だったが、「ここは、とても便利なところで気に入った。数か月住んでここの生活にも慣れてきたころに、ふと思い立って駅から離れた公園の方へ足を延ばしてみた。すると、遊歩道はどこまでもずっと続いていて、かなり遠くの公園にたどり着いたのでびっくりした。これは都心にはなく、とても素晴らしいものだ。」と書いていた。

 

この地に長く住んでいると、当たり前のように利用している遊歩道だが、ほかの地域から来た人には驚きに値するようだ。

 

多摩ニュータウンは歩道(遊歩道)と車道がしっかり分離され、段差や急な坂もなく、ベビーカーや車いす利用者など誰にとっても歩きやすいのが特徴です。

「歩車分離設計」という考えで、歩行者の安全と、車の流れを円滑にする工夫です。

 

特に南大沢は多摩ニュータウンの西部に位置し、比較的遅く開発されたので、「歩車分離設計」も徹底的にされたと感じます。

車道と遊歩道の交差部分は、立体的に歩道橋やトンネルで作られている。

そんな南大沢周辺の遊歩道を、徒歩や自転車で毎日のように利用してほとんどすべての遊歩道を通ったので、遊歩道マップを作ってみた。

 

というのは、これがいろいろ探してもなかなか見当たらなかったからです。

不動産会社のパンフレットやネット記事にはごく一部は出てきます。

しかし、全体的なのはないのです。

車道を横切らないで、つまり信号待ちして自動車道路の横断歩道を渡らないで行ける遊歩道すべてのマップを作りました。

 

すると「遊歩道だけを使ってどこまで行けるのか?」という疑問がわいてきた。

南大沢駅改札口を起点として、自動車の通る道は一切横切らず、一番遠くへはどこまで行けるだろうか?

 

どの辺だか想像してみてください。

 

 

 

 

それがこの地図です。

 

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(地図をクリックすると別画面で大きくなります。)

 

一番遠いのは、なんとはるか西の方の国道16号でした。

南大沢駅以外では駅前からこれほど遠くへ行けるところはないと思います。

 

 

さて、次回はすべての遊歩道を描いたマップを載せます。

 

 

 

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