4月8日にアナグマを初めて見てその日にブログに載せたのですが、その後のアナグマの様子をご覧ください。 4月8日の記事 → クリック
その後このあたりに出そうだというところを回っていたが、なかなか会えないでいた。
ここが巣穴かな?と言うところも見つけたが、見つからない。
見たよと言う情報は時々聞いていたのだが、かなり立って5月29日に久しぶりに出会えた。
しかも、仲良く2頭でエサを探していたのにはびっくり。
どこかからパートナーを連れてきたようだ。
そして次の日にも、同じ場所で2頭で同じように餌探しをしていた。
やはりあまり眼が良くないみたいで、かなり近づいてくる。
そしてこちらに気が付くと、今までのスローな動きからは想像できない驚く速さで走り出して逃げた。
確かこのあたりに隠れたと思っても、どこにもいない。
巣穴は別の場所なので、草むらか伐採木の下にでも入ったのか?
不思議だこの辺りと思って探しても見つからない。
20分くらい経って、えっ?ここにいたのか?と言うところにいた。
排水溝の中で気持ちよさそうに寝ていた。
もう1頭は中でやはり寝ているのだろうか?
そしてしばらくして2頭がパイプから出て、巣穴の方へ走って行ってしまった。
次は、6月4日に1頭で斜面で餌探ししているのに出会った。
いくら待ってももう1頭は現れなかった。
もしかしたら、メスは巣穴の中で出産中か、子育て中なのだろうか?
次の6月5日にも1頭に出会ったが、すぐに気づかれて隠れ家のパイプに入ってしまった。
このパイプの中でUターンしたり、2頭がすれ違うのは大変だろうと思っていたが、よく見ると2m位先に四角マスがあり、地面に格子の蓋があった。
のぞいてみると、よく見えないのだが、中にアナグマがいるみたいだ。
そのうち鼻を出して匂いを嗅いでいるようだった。
拡大してみると、眼も見えた。
ここで、すれ違ったり、Uターンしていたのか?
10分ほどすると顔を出して、巣穴に帰ってしまった。
そしてこれを最後にまったく出会わなくなってしまった。
ところが、その何日かのちにYさんに会ったら、「やっと、6月5日の朝にアナグマに出会えた」と言っていた。
Yさんにはアナグマがいると教えたら、是非見たいと言っていたが、なかなか出会えないでいた。
どうやら、最後の日に出会えたようだ。
写真も撮っていたが、遠いところで2匹いたと聞いたいたが、拡大してみたら、3頭だったという。
驚いて、さっそく写真を送ってもらって、小さく映っているのを拡大すると、親と子2頭が写っていた。
そうだったのか、とっくに出産していてここまで大きくなって巣穴から出てきたようだ。
そしてその日に、もっと安全なところに移動してしまったのかもしれない。
しかしたくましいものだ、ここで子育てしていたとは。
アナグマは、かわいい顔して、眼が悪そうでなかなか人間に気づかず、気が付くとすぐ逃げると思っていたのですが、ちょっと調べるとたいへん獰猛な性格とありました。
このサイトです。
https://honcierge.jp/articles/shelf_story/6703
前肢の爪がたいへん強く、むやみに近付くと人間も怪我をすることが少なくないらしい。
タヌキやハクビシンと比べても一番獰猛ということです。
寿命は10〜15年ほどで、近年数を増やしていて、農作物を荒らすこともあり狩猟数も増えているようです。
このサイトでは次のように書かれていた。
https://rescue.epark.jp/brands/sharing/%E5%AE%B3%E7%8D%A3/2571
アナグマの子どもはメス1匹を除いて親元を離れていき、残ったメスが母親が次に出産した子の面倒を見ていく習性を持っています。そのため、基本的には単独もしくは親子で見かけるケースも多いです。
そうなのか、2頭いたのは母親と子供のメスかもしれない。
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