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この写真を見て種名がパッとわかる方は相当な昆虫博識な方ですね。
実は、ハチのように見えますが、正体は蛾です。
そこまではわかっても名前がわからなかったのですが、長池公園生き物図鑑には、非常に良く似ているヒメアトスカシバと言うのが過去に登録されていたのでそれだろうと思いました。
しかし、良く調べてみるとハチマガイスカシバと言うのもいて、こちらではないかと思い始めた。
これだと、非常に珍しいとあり、幼虫がどのように育つのかもわからないと書かれていた。
長池公園生き物図鑑にも投稿して問い合わせると、ハチマガイスカシバと言うコメントをもらい、東京未記録とのことでした。
新蛾像掲示板と言うところでも問い合わせたのですが、同じくハチマガイスカシバだろうとのことでした。
漢字で書くと、「蜂紛透翅蛾」とあった。
蜂のように見える、翅の透き通った蛾である。
擬態には、見つからないように背景に紛れ込んで目立たないようにするやり方と、強いものや毒のあるものに似せて目立つようにするのがある。
これは、ドロバチの仲間に似せた後者である。
しかし、この地区にはまだまだ珍しいものが隠れているようで、すごく面白いところだとあらためて思ってしまう。
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