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2022.03.04

この鳥は?

 

この鳥は何だかわかりますか?

 

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野鳥を見始めたのは、35年前だろうか?

日本野鳥の会東京支部に入って、多摩川、高尾山、多磨霊園、明治神宮と色々なところの探鳥会に行ってだんだんと野鳥の名前も覚え、友人も沢山出来た。

やがて、遠出探鳥会の富士山麓、伊良湖崎、伊豆沼、北海道へのフェリー探鳥会などにも参加する頃にはスコープや双眼鏡ももそろえ、やがてスコープにコンパクトデジカメをつけてデジスコ撮影を始めた。

そんな時、多摩市の多摩川と大栗川合流点に毎年ヤマセミが現れるようになると、どうしてももっと良い写真が撮りたくなってきた。

そして当時のフィルム一眼レフカメラと500mm望遠レンズを手に入れた。

そして、初めて撮ったのがこの鳥だったので、とても思い入れがあり、今でもいちばん好きな鳥である。

 

 

この鳥は、ジョウビタキのメスです。

 

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何故か、この顔がいい。

 

デジスコやフィルムカメラに比べると、今のデジタル一眼やミラーレスによる野鳥写真はなんとも楽になり、写真の出来もけた違いである。

うまい人は以前のフィルム時代にもたくさん良い写真を撮っているが、自分の写真はピントの甘い証拠写真ばかりである。

考えてみれば、ピントは全て手動で、36枚でフィルムがなくなるので連写なんてめったにできない。

今は、高速連写にプロキャプチャ、追尾フォーカス、それに一枚ごとでもISO感度が変えられるなど以前では考えられない機能で、使いこなせているのかと自分に聞きたくなる。

マイクロフォーサーズのミラーレスにしたら、望遠レンズでも超軽量で、800mm相当で撮っているが、三脚を使ったことがない。

もっとも、最近は野鳥撮影の比率は減って、地元の昆虫や草花、風景等写真撮影を楽しんでいる。

以前のように遠出はしないが、地元でも撮影しきれないくらいの被写体に恵まれているのがとてもいい。

 

 

 

 

2021.03.28

今年の陽光(桜)

今日はどんよりしていて花見日和ではないが、先週の日曜日21日も同じように雨で荒れ模様であった。

今年の桜は咲き具合が早く、次の22日に見頃の陽光が散ってしまったかと見に行ってみた。

曇りがちであったが、薄日もさしている。

あれほどの強風でもそれほど散ってはいなかった。

 

坂の上のカーブのところで、バス通りの見える範囲の陽光並木を、端から端まで撮れないかと思ったのだが、ちょっと無理だった。

 

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見附橋に近い歩道橋の上で見てもしっかり咲いている。

 

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ところが交差点に近い歩道には、花びらがびっしりと敷き詰められていた。

 

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あれ、何か変ですね?花びらの大きさが違う。

なぜかわかりますか?

 

実は少し位置を変えると・・・

 

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3枚目の写真は、段の上から撮るとこうなるのだと自宅で写真を見て気が付いた。

 

 

毎年同じ写真になってしまうので、今回は8mmのフィッシュアイレンズで撮ってみた。

(OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ3 + M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO)

 

 

この写真を見ると人がいないですね。

人混みには近づかないように場所と時間を見て楽しんでいます。

 

 

2017.03.27

オオイヌノフグリ

今日の午前中も、昨日に続いて寒い雨が降っている。

しかし、さすがに3月の下旬ともなれば、野草も沢山咲き始めた。

小山田端自然公園では、この間の土日が、年一度のカタクリの花公開日だったが、以前ほどではないが沢山咲いていた。

オオイヌノフグリは、晴れればいたるところに沢山咲いているが、絶滅危惧種である在来のイヌノフグリはまだ見たことがない。

この近辺にも、細々とはあるようなので、いつか見つけてみたい。

オオイヌノフグリは、いつもなかなか良い写真は撮れない。

ふつうは横から2本の雄蕊にピントが合うように撮影するが、今回真上から深度合成で撮ってみた。

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普通に撮ると、蕊の先だけにピントが合ってあとはボケてしまう。

この写真を拡大してみるとこんな感じである。

A3248055w800


 
 
花の中央部分がこんな感じとは知らなかった。

 

2017.03.25

コスミレ (カメラ内深度合成)

昨日、ハコベを撮影した時に、ほかの野草もいろいろと撮影し、深度合成もしてみた。

清水入緑地では、以前それは見事なコスミレの群落があったのだが、だんだん少なくなってきてしまった。

それでも、そこかしこにちょうど今咲き始めている。

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これは、60mmマクロレンズで、絞りF3.2で1mくらい離れての撮影であるが、この写真でははっきりしないが拡大すると、中央の花の唇弁だけにピントが合っていて、あとはボケてしまっている。

そこで絞りをF8にして、撮影したのが次の写真です。

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後ろの花にもピントが合っているが、背景のボケがうるさくなり花が浮き立たない。

こんな時に深度合成はどうかといろいろ試したら、こんな風になった。

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絞りはF2.8ですが、花全部にピントが合って、しかも背景はボケたままである。

カメラ内深度合成すると周辺がカットされるので、画角は違ってきています。

この時のデータは次の通りです。

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro
ISO感度400、F2.8 1/4,000秒
フォーカスステップ 4


実はこの時に何度も失敗しています。

風があるので花は常に揺れて、それもバラバラの方向に動く。

こんな時に撮影すると、カメラはしばらく考えているが、深度合成はできませんと表示されてしまいます。

昨日載せたハコベのように茎を手で持つ事もできないので、ひたすら風が来ない時を待ち、しかもシャッタースピードはなるべく早くして短時間で8枚撮り終わるようにします。

もう一つ重要なのが、フォーカスステップです。

この時はステップ4ですが、8枚撮って花びらにピントが合っているのは4枚で、手前2枚、奥2枚はピントが外れているので、多分4枚の合成でできているのだと思います。

では、ステップ1か2で撮影するともっとシャープに写るかというと、花の揺れを拾ってしまうのか、花びらが2重線になってしまいました。

ステップ10では2枚しかピントが合っていなくて、あとは前後にピントが外れて中央部分がピンボケでした。

つまり、どのレンズで、何cm離れて、ステップをいくつにすると、8枚撮影でピントが合うのは何センチから何センチとデータが必要になります。

どなたか調べた方がいるかもしれませんが、今度自分で確認してみようと思います。

なんだか、コスミレの季節便りよりも、撮影方法の説明になってしまいましたね。

まだまだ、試行錯誤中です。


 


2014.10.10

ツユクサ

毎週日曜近辺に大型台風が来るというサイクルになっている。
まあ、自然相手では、備えるほかないのだろうが。


道端に咲くツユクサは良く見るが、なかなか撮影することはない。
今回、目的を持って、撮影してみた。

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これはツユクサの花を少し横から中央の蕊にピントを合わせて撮影した。
まあまあ、ピントは合っているが、かなり近寄っての撮影なので、花びらや葉はボケている。
これはコンパクトデジカメだが、一眼デジカメでは画像素子が大きいので、もっとボケてしまう。

もう少し全体にピントを合わせようとするには、絞りを絞って撮るが、そうするとシャッタースピードが遅くなり手持ち撮影が厳しくなってくる。

それでは、この写真はいかがでしょう。

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前の写真と全く同じ構図ですが、向こう側の花びらにも、葉にもピントが合っている。

実は、ピントを少しづつずらしながら8枚撮影して、ピントが合っているところだけを合成したもので、深度合成と言う処理をしている。
ちなみに、これはカメラがぶれないように膝の上で固定しての手持ち撮影である。

通常深度合成と言うのは結構大変な作業で、パソコン上で専用ソフトを使用して行うが、OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough と言うカメラでは、1秒くらいで8枚撮影し、数秒で自動的に合成してしまう。
これは画期的で、今、小さな虫や花を撮るカメラマンが注目しているカメラである。

南大沢昆虫便り」では、この撮影で昆虫をたくさん撮って紹介していますが、植物でもいいなと思っています。

植物写真家のいがりまさしさんが、このカメラでの植物撮影について紹介しています。

花の撮影ではあまり使っていないのだが、これからもっと良い使用法を試していきたいと思っている。


2012.02.04

標準ズームレンズで

節分も終わり、今日は立春で暖かくなった。
雪国ではまだまだ大雪で苦労しているところがあるので、東京の日差しと暖かさは申し訳ないような気持ちだ。

昨日、昼ごろだが少し近所を散歩した。
最近はミラーレスカメラを使い出したらが、これが軽くて軽くて、今までの大きなデジタル一眼レフが出番がぐんと少なくなってしまった。

なにしろ、現在のOLYMPUS PEN E-P3 + MZ14-42mm 1:3.5-5.6 が、電池込みで580gである。
対して、以前のOLYMPUS E-3 + ZD14-45mm 1:3.5-5.6が、電池込みで1,248gである。
首から下げていたら、重くて仕方なかったのが、掛けているのを忘れるくらいである。
この重量が半分になると言うのは、ものすごい違いである。

そして、目についた万歳をした顔の様なトチノキのベトベトの芽を、一番望遠側42mm(35mm換算で84mm)最短に近寄って(レンズ先端から約15cm)撮影したのがこれである。
バックもほどほどにボケて撮れる。


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こんな風に大きな木の上の方を撮れるのは、歩道橋しかない。

同じレンズで奥多摩の山を撮ってみた。
真ん中の尖がった特徴的な大岳山を中心に左右で2/3くらいにトリミングしている(上下は大幅にカット)が、このくらいに撮れる。

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本格的にマクロ撮影する時や、もっと遠景を撮るには専用レンズを使用するが、この程度に撮ることが出来るのはとても便利である。


2006.11.19

ウスタビガ

冬になって、樹々の葉が落ちると薄緑色の繭が目につくようになる。
ウスタビガの繭である。しかし、冬見つかる繭はもう抜け殻である。
10月から11月の寒くなる頃に羽化して、すぐに卵を産み越冬は卵の状態である。
この時期に羽化しても、成虫は口が退化してまったく餌をとらないので、問題ないらしい。
昨日、羽化したばかりの繭にとまっているウスタビガを撮った。昼間はじっとしている。
おなかのほうから逆光で見ると、羽の紋の部分は、透明で透けているのが面白い。

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2006.10.29

カワセミ

穏やかな秋の一日だった。
大平公園の池に沢山いた、おたまじゃくしやカエルは水の中にもぐっているのか見にくくなってきた。
調べてみたら、どうやらツチガエルらしい。ウシガエルにしては小さいと思っていたのだが、この両者はおたまじゃくしで冬を越すのもいるらしい。
これを狙ってか、小魚もいるからか、カワセミが戻ってきた。今日ここで出会った、Hさんが見つけてくれた。色づいた樹々が映る水面をバックに静かにたたずむ。
この冬中、見られるといいのだが。

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2006.10.27

モノサシトンボ

また、大平公園の池です。
この池には小さなクロイトトンボがいますが、だいぶ少なくなってきました。先週はもう少し大き目のモノサシトンボとオオアオイトトンボがいました。モノサシトンボは名前の通り、胴体がものさしのようです。両方とも、飛ばないでじっとしているのを見つけるのは難しいです。
カルガモに混ざって、マガモのメスも来ました。
ひねもす亭のそばでは、ヨウシュヤマゴボウの葉が赤く色づいて、逆光で輝いていました。


モノサシトンボ
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オオアオイトトンボ
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ヨウシュヤマゴボウ
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2006.10.06

写真展のお礼

町田での写真展は、おかげさまで好評のうちに無事終了しました。
おいでくださった皆様、ありがとうございました。
3回目ともなると、出展する側も写真の質があがってきて、毎年来ている方からもそういう言葉をいただきました。
ブログやホームページに載せるのと違うので、やはり大伸ばしに耐えられる写真を撮ろうとする意気込みが出てくる。
自分の写真は、1回目はデジスコと標準レンズで、5m以上離れた写真。
2回目は、マクロレンズで1~2m程度離れた写真。
今回は、マクロレンズで超接写の数cmの距離の写真。
来年のテーマは決まっているのですが、はたして思い描いたような写真が撮れるのでしょうか??

今回の出展作は以下の通りです。

朝日を受けて(ウラゴマダラシジミ)
Q5269009b750_1
olympus E-330 ZUIKO DIGITAL 50mm


小さな訪問者(ヒラタアブの仲間)
Q7019496rd750
olympus E-330 ZUIKO DIGITAL 50mm


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